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2009年1月25日 (日)

“わたし出すわ”を考える

森田芳光監督が、『わたし出すわ』という映画を撮影されているらしい(*参考参照)。小雪さんがヒロインらしい。実際は、どうか知らないが、ちょっと変わった雰囲気の女優さんだ。そして、残念ながら、今のところ、映画の内容は深くは把握していない。ここで取り扱っている女性がお金を出すというのは、どういうことで取り上げられているのだろうか。今年、公開されるそうだから、それまで待ってみよう。

さて、若い頃、親や世話する人があって、何十回とお見合いをした。まだ結婚に夢を見ていた頃だ。男が結婚に夢を見るというと、少し表現がおかしいが、結婚すれば、世間から一人前として認められるという考えはあった。当時、異性との付き合いは、あまり縁がなく、見合いは、異性と会える絶好の機会だった。

写真で見て、あまり気に入らなくても、積極的に会うことにしていた。ただ、中に入る人に、食事代等は、全て男の負担であることを強く言い含められていた。流風も、それは仕方ないと思い、了解した。

そして、当日、見合いして、「それでは、お二人で」ということになり、食事や観劇等をするのだが、その費用はもちろん流風が負担した。当時は、まだキャリアウーマンが幅を利かせるほどでもない時代なので、それは当然の行為でもあった。女性たちは、見合いの結果如何にかかわらず、ただで美味しい食事や観劇ができるので、喜んでいた。

しかし、何回目かのお見合いの時、ある有名な大手の会社に勤めている女性と見合いしたことがある。その時、食事の後、「私も出します」と言われた時は、驚いた。少し高級店だったので、まずまずの金額である。そこで、少し押し合い問答の上、結局、流風が支払った。ちょっと気になる女性だったので、余計にそうしたかった。

ところが、その後の、彼女の反応は逆で、「私の意向を聞いてもらえなかった」ということで、話はなかったことに、ということになった。途中までの雰囲気がよかっただけに、大変残念な結果になった。果たして、本当の理由は何だったのか不明だが、彼女にすれば、意識の差が大きかったのかもしれない。

女性がお金を出すというのは、昔から、金回りのいい女性が若い男をツバメとして囲うことはあった。現代では、男女同権の考えから、女性の地位が上がり、意識も向上しているのだろうか。先の女性は、時代の先を行っていたのだろう。もちろん経済的に余裕があればこそ、言えることではある。最近は、そういう女性が更に増えているだろう。

そして、別の観点から見ると、それがどういう意味を持ちつつあるのか。多くの女性が自立できるが故に、婚期が遅れ、平均結婚年齢は30歳近くになっている。そうした世間の気分のため、婚期を逃す女性も多いのかもしれない。最近の親は、昔ほどうるさくなく、のんびり構えていたら、気づいた時には、若干手遅れで、人生の意味を再び問い直す羽目になる。

ところが、必ずしも結婚のためにというわけではないが、ある程度お金を貯めているのだろう。そのお金の使い道を失って、今後は、それは自然と社会に向けられるかもしれないと言う人もいる。そこで、社会の課題を自分なりに見つけると、それに投資してみたい気持ちになると言うのだ。

だが、本来、ケチな女性がそんなことをするだろうかという疑問も残る。ただ、その底辺には、程度の差はあれ、誰しも自分の自由になる男を周りに侍らせてみたい欲求があるのかもしれない。ホストクラブが流行るのもそういうことだろう。彼女等の関心は、結局、遠まわしにせよ、何かの理由をつけて、異性に関心があると考えた方が自然だろう。

自分のその本心を隠して、“わたし出すわ”という局面は、今後、多く出てくるかもしれない。それで自分が満たされなかったものの埋め合わせにしようとするかもしれない。でも、もし、今、女性から流風に“わたし出すわ”と言われたら、どうしよう(笑)。

彼女の下心に如何に対応すべきか。やっぱり、流風には無理ね(笑)。遠ざける結果になっても、やはり自分の方から出すよ。所詮、流風には、女性を手玉に取るプレイボーイにはなりえない。それでは、皆さんはいかに。

*追記

しかし、女性の心理は、男にとってはミステリーだ。いろいろ記したが、結局、流風には、未だ何もわからない(笑)。わからないということにしておこう。

*参考

 映画『わたし出すわ』オフィシャル・ブログ「わたし書くわ」

    http://dasuwa.at.webry.info/

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