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2009年2月 9日 (月)

投資信託で財産を失う人たち

先日、ある喫茶店でお茶を飲んでいると、隣の席で、銀行員らしき人物と、その顧客らしき女性が、しきりに話しこんでいる。どうしても聞こえてくるので、聞き耳を立てると、どうも投資信託の話らしい。

内容は、預金の利子が低いから、投資信託で運用したらと、その女性に勧めているのだ。これは悪魔の囁き(笑)。よほど、止めとけとアドバイスしたかったが、他人の商売の邪魔は出来ない。結局、その女性は、納得して、契約するような話の雲行きだった。大丈夫かな。

さて、報道によると(*関連ニュース参照)、投資信託で、多大の損害を出している人たちがいるらしい。株式が暴落した現在、確かに、それはそうだろう。もちろん、株式投資の場合は、自分の才覚で、市場を観察し、銘柄を選択し、投資するわけだから、仮に損失を出しても、それは自己責任だから、投資家も、ある程度は納得が出来るだろう。

ただ、以前のブログでも指摘したことだが、投資信託は、全く他人任せ。大体、他人のお金を運用する側は、その運用結果には、無責任なものだ。募集担当は、お金を集めた段階で、既に評価され、運用結果で評価されるわけでもない。それに、運用者は運用に失敗すれば、リストラされるだろうが、それで終わりだ。

すなわち、投資信託の募集をする者と、運用する者は別人だ。人は、自分の稼いだお金は、大切にするかもしれないが、他人に与えられたお金は、いい加減に扱うものだ。投資信託の持つ危険性は、もうそこに潜んでいる。

投資信託でお金を増やそうとして、失敗する人たちは、あまりにも簡単に他人を信用しすぎた結果とも言える。自業自得とは言え、国としても、多くの財産を失う。そんなことをするのなら、女性のように、何か無駄遣いして欲しいと思うのだが、投資信託で失敗するのも、女性が多いらしい。

夫の退職金の大半を投資信託に回した主婦もいるらしい。まさに、女の浅知恵で、損失を膨らました例だろう。可哀想なのは、その夫だ。一生懸命働いて、稼いだお金を簡単に失う妻。多くの女性が、甘い投資話に乗る事件は、大阪でも起こっている。女性は、もっと、お金の有り難味を知って欲しいものだ(*追記)。

*関連ニュース

http://news.nifty.com/cs/headline/detail/gendai-02040114/1.htm

*追記

そういうと、振り込め詐欺にひっかかるのも多くが女性だ。

*追記

もちろん、投資信託によっては、長期に運用すれば、ペイできると言う考え方もある。うまく売り抜ければ、利益を上げられるのも確かだ。

しかし、それなら金融資産の一定額を超優良株で長期に運用すればいいことだ。配当利回りで投資すればいい。投資企業の業績チェックは必要だが、相場の上げ下げに伴う株価の上げ下げは、あまり意識しないでいい。時々、持ち分の調整をするくらいだろう。

残念ながら、投資信託運用者は、利回りをよくしようと、無理をし過ぎる結果、危ないことになる。株式市場を荒らすのも、投資信託やファンド関係だ。市場にとって、鬼っ子に違いない。

その辺を投資家がしっかり理解して、判断すれば、投資信託も一つの運用方法だろう。だが、運用方針も十分公開されていないものに、何もわからないまま投資することは、避けた方がいいだろう。

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