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2009年2月26日 (木)

新自営業の時代

今の日本は、大半がサラリーマンだ。だからサラリーマン社会と言えよう。しかしながら、そのサラリーマン社会にバブル崩壊後、歪が出て、十年以上になる。派遣や請負の問題が大きくなるのは、その比率が大きくなったことだろう。

だが、いかに、これから政策変更したところで、全てが解決するわけでもない。派遣や請負の人が全て正社員になれるわけでもないし、正社員も、これからはいつまでも正社員でおれるわけでもない。経営者が欧米式の経営に拘る限り、これはなかなか難しい問題だ(これらの経営者は、大きく方針変換しないと、未来の日本が危いことは明らかだが)。

だから、当面、非正規雇用の方々は、新しい挑戦が求められるだろう。もちろん、指示待ちに慣れた製造系の人々は、考え方の転換が求められる。そして、もっと自分が主体となって、顧客に近い仕事を作り出すことを検討すれば、案外未来は開けてくるかもしれない。

今までの所得の方がいいから、踏み切れないとか考えずに、一からやり直して、ビジネスを作るつもりで臨んで欲しいものだ。指示されるより、指示する方にまわれば、それは案外楽しいものである。それは所得の問題ではない。

もちろん、国が期待するようなベンチャービジネスの可能性は薄いだろうが、顧客に近い所でやるサービス系の仕事は、発想次第で、いくらでもある。そのためには、消費者の望んでいることを人と接しながら、把握することが重要だ。

決して机上の論理でかなえられるものではないだろう。顧客に聞けば、いろんなアイデアが出てくる。顧客のちょっとした困っていることに、ちょっとスパイスを利かせれば、それなりのビジネスになる。

最初は、そんなに大きいビジネスを目指す必要はない。可能性が出てくれば、少しずつ拡げればいいのだ。最近話題になっている農業や、林業とか、地方の福祉・医療周辺ビジネス、衰退した商店街など、新たな切り口(*追記)で、いろんなマイクロビジネスとしての新自営業が可能だろう。

必要なものは、主体性を持った、ちょっとした、やる気だ。後は、人とのつながりを大切にすれば、未来は開ける。

*追記

例えば、生産業と思われている農業でも、単に作るだけでなく、いかに消費者の立場に立って、考えるかが大切だ。つまり、そこに求められるのは、マーケティング戦略の確立、顧客満足志向、顧客の立場に立った流通再構築ということになる。

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