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2009年3月 4日 (水)

政治献金の完全なシステムはあるか

民主党の小沢代表の秘書が個人献金の仕組みを悪用したとして、逮捕されたようだ。西松建設問題は、以前から噂が出ていたので、いずれ、こういう問題になるとは思っていたが、この問題は、政府与党の自民党も、いずれ傷を負うことになるだろう。

政治と金の問題は、何も日本だけではない。米国などの献金システムは、日本のシステムより荒っぽいし、非常にどろどろしている。オバマ大統領は、個人献金をネットで集めたようだが、それさえ、本当の金の出所は不明だ。

完全に個人のお金と特定するのは、なかなか難しい。米国は、確かに企業献金は禁止されているが、全てが本当の個人献金かというと、決してそうとは言えないだろう。だが、オバマは、お金に直接手を汚すことは極力避けているかもしれない。

ということは、それだけ、手が込んでくると言うことだ。人間の欲がなくならない限り、政治と金の問題はついてまわる。純粋に、献金をなくせと言っても、それは無理だろう。逆に献金もされない政治家は魅力がないということだ。

理想の政治形態を望むのはわかるが、現実は、そういうものだ。世の中は、灰色と考えた方がいいだろう。だから、せいぜい、いかに黒くならないようにするかに、政治家は腐心することになる。

要は、政治家自身の魅力を高めながら、時代の流れの雰囲気を掴むというバランス感覚が彼らに求められている。今後、日本も、企業献金を禁止し、個人献金中心に移行するだろうが、今回のような問題は今後も起こりうる。それを完全に禁止することは出来ないだろう。そんなことをしても、巧妙化が激化するだけだ。

今回の秘書逮捕が、政治浄化につながるかと言えば、それは難しいだろう。単なる権力闘争に利用されたと見るのが正解だろう。ただ、特定の企業が特定の議員に、直接にせよ、間接にせよ、献金することは少なくなることは考えられる。

それは巧妙さが更に増し、複雑化させるだけかもしれない。昔のように、フィクサーなどが暗躍する可能性も否定できない。一般人から見ても、政治の世界は難しい。

*平成21年3月8日追記

小沢氏の秘書の逮捕は、米国の圧力という噂があるようだ。これはかなり高い可能性がある。米国が小沢政権になると困ると思っているのだろう。しかし、米国は既に終わっている。いかにあがいた所で、米国の復活はありえない。

当然、ドルは暴落するし、紙切れになる米国債は、いかに日本といえども引き受けられない。そんなことをすれば、政治家は非国民と呼ばれるだけだ。それにしても、米国はロッキード事件で、田中角栄氏を失脚させたことに相当、成功体験が染み込んでいるのだろう。

今回の秘書の逮捕は、どう考えてもおかしいと考えている人が多い。騒いでいるのはマスコミだけだ。日本のマスコミも、程度が落ちて、自分で考えられなくなっている。そういうところに、海外から付けこまれ利用されていることに早く気づくべきだろう。

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