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2009年3月17日 (火)

連絡フェリーの苦悩

高速道路の利用料金が、政府の政策で安く設定されて、喜ぶ人がいる一方で、困っている人もいるようだ。全ての政策は、いろんな現象を生む。特に、連絡フェリー会社は大打撃を受けているようだ。

兵庫県下では、明石と淡路島をつなぐフェリーが大変のようだ(たこフェリー、淡路ジェノバライン)。明石と岩屋をつなぐ貴重な交通手段だったが、道路を利用した方が断然安くなって、困っているようなのだ。政府に、いろいろ助成を要望しているようだが、なかなか難しいかもしれない。

むしろ、自前で、前向きな対策を考えた方がいいかもしれない。可能かどうかはわからないが、単なる交通手段としてではなく、観光航路として開発して欲しい。例えば、淡路島一周航路の開発や、途中下船できて、地域の特産物がショッピングできるプランはどうだろう。

かつては、たくさんの連絡航路もあったが、連絡橋ができて以来、多くが廃止されたと聞く。それを不定期で観光用に復活できないか。定期航路だと、固定客がつかないと採算ラインを維持することは難しいが、スポットの観光ラインだと、予め顧客の確保ができているわけだから、リスクも小さい。もちろん、募集経費はかかるが、それでも、やってみる意味はあるのではなかろうか。

淡路島と言えば、タマネギとか、フグや海苔等の海産物がある。それに最近は、花の栽培もいろいろされている。そういうものを買いまわって、一周できて、さらに、いろんな催し物が見物できれば、なおのことよい。そして、明石では、イカナゴのくぎ煮、焼き穴子、明石海苔などの土産物を買って、明石焼きで閉める。

このように、単に人を運ぶ交通手段だけではなく、別の付加価値を考えれば、十分ビジネスとして可能と思う。もちろん、明石の地上観光とのセッティングも可能だろうし、もう少し広げれば、神戸観光フェリーとのタイアップも可能だろう。そうすれば、明石~淡路島~神戸のラインが出来上がる。現在、そういうものが既にあるのかもしれないが、流風は知らない。

いろんな規制があるのなら、かえって、この機会に国土交通省を説得すればいい。彼らも負い目があるわけだし、いろいろ協力的になるだろう。単に補助金等の助成を求めるだけでは、意味はないのではないか。また国土交通省も、陸の道路から海の航路に軸足を移すことが求められる。

*追記

上記の方法がいいかどうかは別にして、基本的に言いたいことは、「競争しない」ことも、生き残り戦略の一つと感じることだ。

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