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2009年3月10日 (火)

消費税アップ考 その三

国民としては、消費税アップに備えて、若干の抵抗措置を準備する必要もある(笑)。それは、まず上がる前に何を購入するかということ。それは各人、経済状態が異なるから、いろんな考えがあるだろう。基本的には、高額な消費は、上がる前にということになる。

それでは、今のうちに、何を購入すればいいのだろう。不動産か、車か、太陽光発電か、デジタルテレビか。優先するものとしては、それぞれ各人が感じている、できるだけ高額の商品がいいだろう。支払いは、現金が望ましい。ローンはいずれにせよ避けた方がいいだろう。

ローンを組むことは、避けたいが、金利が低ければ、金額の一部を短期ローン(それでも、総額の3割程度に留めることが望ましい)で不動産の購入もいいかもしれない。不動産は、欧米諸国のようにバブル崩壊直後の状態とは環境が異なるので、価格的にも、こなれた、よい物件がたくさんあるように思う。

特に地方の中核都市近辺は面白い。比較的広い敷地の獲得も可能だろう。すぐに住まないのであれば、とりあえず、古家付きを購入しておき、更地にせず、そのまま持っておき、しばらく別荘扱いというのもいい。

また一部ハウジングメーカーがやっているようだが、家庭菜園付き住宅が主流になるかもしれない。また、中核都市周辺は、過疎の町とは違い、都市部ほどではないが、一応社会保障体制は整っているので、老後の終の住まいにも適しているし、子供が相続しても、価値は損なわれないだろう。

マンションも、都市部に限っては、中古マンションも面白い。残余価値の査定が難しいが、交通の便が良いところは検討してみる価値がある。その場合、1981年以後の建築で、建築主がどこか、管理会社がどこで、そこの評価から選ぶことも大切だ。ただ、いくら安くても投資物件という考え方は一般人は捨てた方がいい。あくまで、自分が住むということが前提だ。

また住宅が動けば、住宅関連商品も動くだろう。そこでは、今までとは違って、西欧型耐久消費が盛んになるだろう。つまり子供たちへ遺せる「耐久性のある物品」の購入が増える可能性が高い。

これは、一つの環境対応行動である。メーカーも、メンテナンス体制を整える必要があるが、基本的にはメンテナンスフリーの商品強化が望まれるが、その中で、修繕ビジネスは、もっと拡大するだろう。

太陽光発電については、いずれ全戸設置義務付けとなるであろうが、現在は価格が高く、電気料金がペイするのに、何十年もかかる。よって、商品代・設置費・メンテナンス価格が現在の1/4から1/5にならないと普及しない。だから、スピードを上げて国家事業にするには、国からの相当の支援がないと、なかなか難しい感じもする。

だから、消費税上げ前の導入というのは、なかなか難しいかもしれない。だが部分導入というのは可能かもしれない。ベンチャー企業も含めて、いろんなタイプの商品開発を急いでもらいたい。また設置工事業者・電気工事業者・メーカーの協働も求められる。

車については、脱ガソリン車への脱皮には、まだ時間がかかり、消費税増税前には間に合わないだろう。ハイブリッドタイプもいいが、自動車会社は開発を急いでもらいたいものだ。但し、高級タイプではなく、普及型の開発に重点を移すべきだろう。そのためには、それは国内だけでなく、海外市場を強く意識した開発でなければならない。いずれ、逆輸入ということになる可能性も高い。

デジタルテレビは、そんなに買い急ぐこともないだろう。この市場はメルトダウンし、価格は、更に下落していくだろうし、消費税上げ後も、メーカーは、さらに価格ダウンの提示を求められるだろう。だから、2011年で、アナログ放送がなくなるとしても、慌てる必要はない。価格が落ち着いてから、ゆっくり品定めすればいい。

後は、女性の好きなブランド品だが、消費税上げというより、円高が続いている(今は、若干円安に流れているが、一時的)この時期が買い時であることは間違いない。ただ、海外ブランドも、商品価値の割りに高いものも多くあり、女性も価値の見定めにもっとシビアになるべきだろう。いずれ、国内ブランドの見直しが起こることは十分ありうるとみる。真の商品価値を見定める眼力を磨きたいものだ。そのようにして、本物だけが残ることになろう。

いずれにせよ、消費税の増税対応として、消費者行動は大きく変化していくだろう。基本的に、価値のある物を長期に使っていく思考になるだろう。これは環境行動にも合致し、望ましい。そういうことで、リフォーム、メンテナンス、修理という分野が、大きなビジネスになっていくことだろう。使い捨て文化になれたメーカーは、大きく、その企業行動を転換することが求められる。それは消費税アップ効果と言えなくもない。

(この考、一応これで終わり。)

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