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2009年6月 1日 (月)

不良と呼ばれた人たち

子供の第二反抗期を、親がうまく扱えないと、子供がぐれたり、更に進んで、不良になったりすると言われている。親をはじめ周囲は、注意深くみていないと、とんでもない方向に暴走することがある。

だが、子供には、第二反抗期があるのが当たり前で、そういうものがなく、成長してくると、大人になって、大きな問題や犯罪に走ったりする例も多い。普段は、周囲から大人しいと見られている人物が、とんでもない事件をよく起こしている。

いわゆる、大人が扱いやすい、大人しくて、いい子ぶる子供は、ある意味、大人になってから、危ないのだ。それは過度に自己をコントロールしすぎるからであろう。

だから、子供が反抗的になったり、ぐれたりするのは、本来、自然の形だと、親は理解しなければならない。それを大人が遠ざけたり、煙たがったりすると、子供は、不良化する例が多い。

ある意味、不良化する子供は、孤独で、疎外感を持ちやすい、感性豊かで、純真であるタイプが多い。ちょっと、不合理に見える大人の世間の常識に合わせるのが嫌なだけだ。そのことを案外、大人は理解していない。

以前のブログでも記したが、流風も、中学生頃、何もかもうまくいかなくて、将来が見えないので、茫漠とした不安に襲われ、ぐれかけたことを記した。父が真正面からぶつかってくれ、流風の考えていることを、とことん聞いてくれたので、結局、最終的には、ぐれることはなかった。父は、後年、あの時は、正直きつかったと苦笑していた。

また不良との関わりでは、流風は、高校生になってから、勉強が面白くなくて、不良の一団と関わりそうになったが、その時、彼らのリーダー格から、「お前は、そんなことに首を突っ込むな。勉強していたら、ええんや」と諭され(笑)、流風は、その後、彼らから手出しされることは一度もなかった。彼の統制力には、少し驚いた記憶がある。

芸能人で、活躍している人をみれば、若い頃、不良や暴走族のリーダー格で、結構無茶をしていた人が多いのだが、また成功例も多い。それは修羅場を経験していることが多く、組織の統制の仕方、仕切り方を熟知しているからかもしれない。芸能界で、そういう場面に遭遇しても、強いことが、生き残っている要因だろう。

もちろん、流風は、不良がいいとは言わない。彼らは、世間のルールや常識を守らず、常識外の行動により、世間に迷惑をかけるので、周囲にとっては、困った存在でもある。しかし、彼らの言い分も聞き届けることも大切だ。特に不良のリーダーは頭が悪くてはなれない。

彼らは、ほとんどリーダー主導で動いており、リーダーの話をまともに聞くだけでも、彼らの態度は変わる。なぜなら、彼らの思いや主張が、聞いてもらえないことが、不満の最も大きな要因だからだ。もちろん不良になるには、いろいろ個人的な要因もある。ある意味、いろんな要因が重なり、追い詰められているから、本当に理解してくれる相談相手が必要なのだ。

また最悪、不良が犯罪に走るのは、限界点で止まることができないからだろう。それが、、「生まれか、育ちか」という議論を引き起こす。いずれにしろ、不良と言うのは、危うい所にいるのも事実だ。だが、更生すれば、すごい力を発揮する場合もある。これは、そういう時に、巡り合える人がいるかどうかで、その人の人生が大きく変わる。

*参考ブログ

拙ブログ 「生まれか、育ちか」

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