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2009年7月27日 (月)

天海僧正の長寿法

      こと足らば 足るに任せて、こと足らず

             足らずこと足る 身こそ安けれ

                                  (天海)

天海僧正は、徳川三代に仕えた人だが、その出所・出生は不明だ。ただ家康は、かなり惚れ込んだようだ。豊臣を滅ぼす智慧を授けた人物でもある。僧でありながら、かなり現実的な参謀の役割を果たしている。

その彼が長寿法を、家康や家光に指南している。最初に示した句も、その一つだが、いろいろ言っているので紹介しておこう。ただ、すでに紹介した健康法と、そんなに差異があるわけではないことをお断りしておく。

 “長命 粗食 正直 日湯 陀羅尼 時折ご下風遊ばざるべし”

まず粗食であること。

これは説明は要らないだろう。グルメばかり食べていれば、いずれ身体はボロボロになる。グルメでなくても、外食や中食で、危険な状態になっている人は多い。栄養、栄養とうるさいが、昔の人は、そんなに栄養に注意を払っていなかった。それでも、身体は強く、長生きだ。

次に、正直に働き、過ごし、無駄な気を使わないこと。

要するに、ストレスを溜めないことだ。そのためには、心に素直でなければならない。そうすれば、心が楽で、病にかかることもない。

次に、毎日、風呂に入って、心身を清潔に保つこと。

血液の活性化とともに、清潔さを保つことは、病を妨げる。

次に、信仰心を持ち、転禍為福の精神で、物事を苦にしない心がけをすること。

現象に惑わされないようにするには、強い人生観や価値観を持つ必要がある。そうすれば、判断に迷いがなく、現象でふらふらすることはない。但し、宗教は、そのための手段に過ぎないことを押さえておく必要がある。宗教に溺れるのは、現象に迷うのと同じだ。

そして、体内のガスを出すこと。屁もそうだが、胃腸を時々、空にする。

ちょっと、「下風」の意味が理解しずらいが、要するに、胃腸の中の物を出せと言うことだろう。それは屁であり、胃腸の有害物を放出せよ、ということだろう。時に、絶食をするのも、いいことだろう。

以上、これらのことをまとめて、別の表現では、次のように、まとめている。これを最後に紹介しておこう。「色うすく」は、上記の説明にないが、その必要もないだろう。

         気は長く 勤めは堅く 色うすく

                 食細くして 心広かれ

                          (天海)

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