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2009年8月29日 (土)

不十分な人

書店経営で思い出した映画で、『ユー・ガット・メール』がある。トム・ハンクスとメグ・ライアンが出演していた。あるメールのやり取りをした男女の物語で、題名は、メール着信音だ。実は、二人とも、書店経営者。女性の方は、個人書店。男の方は、大型ディスカウント書店の経営者。男は、女性経営者に自分の身分を知らせていないというものだった。

ありそうで、なさそうな物語だが、確かに、メールだけのやり取りだと、相手のことはよくわからない。本心は隠すこともできる。そこに危うさがあるとも言える。メールでは、いくらでも、きれいごとが書ける。相手の目を見て、書いているわけでもない。だから、嘘が見破られることもない。

この映画は、最終的に、ハッピーエンドになっているが、いつも、うまいこと行くわけでもなかろう。やはり直接会って、判断しないとね。そうすれば、直観力を働かせば、ある程度、いいことも悪いこともわかる。まあ、それでも、映画は、ハッピーエンドが望ましい。楽しみに行っているのに、気分が暗くなる映画は、ちょっとね。

さて、その映画の個人書店の女性経営者を演じているメグ・ライアン、今では歳を取ったなあ(笑)。そら、アラフィフだから仕方ない。彼女は自身の不倫とかで、離婚しているようだ。まあ、いろいろあったのでしょう。

ところで、映画とは関係ないが、彼女が言っている言葉を最後に挙げておこう。

 “ 私って本当に不十分な人。

   そして、私はそういう自分を愛している”

残念ながら、どう言う状況での発言かはわからないが、共感(笑)。完全な人間なんて、いないでしょう。人間は、一生、不十分なままで、いるのでしょう。あの世に逝った人を除いて。

でも、昨日より今日、今日より明日と、少しでも、よくしたいものです。まあ、流風なんて、少し油断をすると、昔に逆戻り。そういうことのないようにね(笑)。そして、不完全を補ってくれる他人がいればベストですね。男女関係に限らず、惹きあうのは、多分、そういうことでしょう。

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