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2009年8月28日 (金)

書店経営はなぜ苦しいのか

現在、書店経営は大変なようだ。本が売れないからだ。本を読む人が大変少ないという。それに、小さい書店は、万引きの被害が多くて、閉店したところもある。万引きは、利益率の低い書店経営を追い込むことになるのだ。

やっているのは、学生たちが、ほとんどらしいが、万引きが、犯罪という自覚がないのだろうか。彼らの犯罪は、自分の人生に、ケチをつけるものだ。将来、本人が出世でもすれば、スキャンダルのネタにもなりうる。学生たちは、未来を傷つけないように行動したいものだ。

小さい個人書店は、そのように厳しい状態にあるのだが、全国的に展開している大きな書店も、実際、経営は厳しいようだ。印刷会社に株式を持ってもらうなどしている企業もあるので、そのことからもわかる。

それほど、人々の文字離れはひどいのだろうか。確かにネットが普及し、ほとんど情報が入手できることも影響しているかもしれない。全ての細かい情報はわからなくても、流れはつかめることができる。余程関心があれば、初めて書籍を読めばいい。そんなところかもしれない。

更に、出版物の多さも、業界を苦しくしていると言って過言ではないだろう。はっきり言って、「ゴミ出版物」が多すぎるのだ。出版物の内容を精査して、本当に社会貢献できるものなのか、業界で、第三者委員会などを設けて、「検査」する必要がある。

こういうことを言えば、いろいろ言う人がいるだろうが、いい加減に、業界は、「ゴミ出版物」の整理をするべきだろう。何も、それはエログロ出版物だけを指しているのではない。一見、真面目な出版物であっても、意味のないものはたくさんある。

いや、大半と言っていいかもしれない。要するに類似出版物が多すぎるのだ。これらを整理して、出版物の質を上げなければ、今後も、書店経営は厳しい状態が続くだろう。

*追記

もちろん、やりかたはいろいろあるだろう。ある書店は、まるで顧客のコンサルタントのようにアドバイスして、必要な書籍を勧めている。そうするには、店主が、その本の内容を熟知していなければならない。

すなわち、読んで納得したものしか、店においていない。よって、最近の話題本等は置かない。自分の目で読んで、厳選されたものだけが、店にある。そういう努力をしたところは、今後も、生き残っていくのだろう。

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