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2009年10月26日 (月)

食産業の行方

9月のデータでは、外食産業は連休が多かったため、家族連れの客が多く、実績は、昨年を上回っているようだ。だが、今月も、外食店に、時々行くが、どこも割と客数が少ない感じだ。流風が行くのは、高級店でなくて、一般の庶民的な店だが、どこも閑散としている。大丈夫かな。人々の節約志向はより強まっているのだろうか。

そういうと、物販店では、水筒が売れているらしい。昔の大きなものでなくて、小型の物がたくさん展示してある。確かに、そういうものは、小さい鞄にも入れられるし、重宝だろう。喫茶店も、店によるが、飲食店ほどではないが、客足は落ちているらしい。一部店舗は、割引を始めている。

まあ、外食も喫茶も、無駄と言えば無駄なのだが、余裕を失っているのだろうか。しかし、皆が皆、何もかも節約しているとも思えない。節約しつつ、何かに消費している。いわゆる選択的消費だ。家計の予算の中で、メリハリをつけたいのだろう。その代表的な例が、お惣菜の店で、その勢いは落ちていない。

特に量り売りは、支持されているようだ。確かに予算内で、いろんなものが、選べるということがいいのだろう。消費者に選択を委ねるのは、マーケティングでも、その有効性は指摘されているが、それを地で行っている。もちろん、それでいて、味は確かさが求められる。

そして、従来は、駅地下など、会社帰りなどに求めることが支持されたようだが、最近は、それだけでなくて、自宅の近所の惣菜店が支持されるようになっている。いわゆるコンビニ型惣菜店だ。これがどのように進化していくのか、わからないが、外食店の不振に比べれば、まだまだ開発余地があるようだ。

それでは、外食産業は、どうすればいいかというと、規模の経済を追わないということだろう。昔から、飲食産業は、立地の選択と店を小さくして、運営するのが大切とされてきた。

つまり、人々の嗜好は年々変わるし、それに適宜対応しようとすれば、大きい店では、設備投資も過大になり、融通が利かなくなり、時代に取り残されてしまうことを先人は理解していたのであろう。小回りの利く運営規模にすることは意味がある。外食産業も原点に戻るべきかもしれない。

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