中小企業のビジネス
ある中小企業の社長と話していて、これからの美味しいビジネスは何だろうか、という話になった。はっきりしていることは、中小企業は、大企業と同じことをしないことと、国の方針にあまり同期しないこと、という風に落ち着いた。
凡そ、国が旗振りをして、そこにビジネスの中心が行くのだろうと思って、中小企業が進出すれば、ほとんど破綻している。もちろん、ほんのわずかの成功例もある。国は、それをアピールするが、多くの中小企業とって、あまり参考にならないのが事実だ。
やはり国が旗振りするビジネスには、大企業が参画するしかない。そうかと言って、時代に逆行するようなことをやれば、それも難しい。時代を読みつつ、大企業が食い荒らした残骸を整理する中に、ビジネスチャンスがあるのかもしれない。
基本的に、大企業は、ある規模の市場がないと、進出しがたい。費用対効果の点でも、資本効率の意味でも、経営者は、ある一定期間内に実績を求められる。となると、手間暇のかかるビジネスには、二の足を踏む。
やはり中小企業としては、大企業の嫌がるビジネスに進むしかない。だから、中小企業が手間暇を厭うようでは、最早、生きる道はないと考えた方がいい。若い経営者の中には、楽して儲けようというような安易な発想があるが、それでは成功は覚束ないと言えるだろう。
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