« 文化・芸術のパトロンの変遷 | トップページ | 女性のオス化現象 »

2009年12月18日 (金)

ビジネスを動かすには その四(部品産業化)

ビジネスを活性化するのは、民間の知恵。決して国や政府ではない。国や政府への依存体質の高い企業は、早くその意識を脱しよう。

今回は、製造業のあり方。発展途上国が、完成品の生産基地となっている現在、日本が完成品で、競争しようとしても、人件費差で、到底勝ち目はない。従来の商品はもちろん、付加価値の高いと思われる新製品でも、翌日には、価格の安い類似品が世界に出回る現在、日本の立ち位置は、どうあるべきなのか。

人件費は、発展途上国でも、成長につれ人件費は上がっていくが、それは、また別の人件費の安い発展途上国が、次に仕事を引き受ける。こういう連鎖が続く限り、日本は組み立て完成品では、成長の可能性は薄い。

また国内用に付加価値の高い商品を作っても、購買力あるいは購買意識が低下しつつある現在、あまり期待できない。需要の多様化により、あまり大きいロットの商品は、価格競争になり、利益率は低下するし、小ロットの多様な商品は手間がかかるので、利益の確保が難しい。

となると、やはり日本は、海外に市場を求めるしかないが、為替の状況は、輸出環境を厳しくするように動いていく。為替に対する対策をした上で、日本の価値を高めるには、部品産業の振興しか残されていない。

もちろん、発展途上国で簡単にできる部品産業を意味しない。日本しかできない部品を目指すべきだろう。もちろん、それは一部の部品産業で実行されている。中小企業も、日本の大企業の下請け感覚ではなくて、世界の部品メーカーである意識で、取り組んで欲しいものだ。

一応、下記に一例を示す。

 一、商品の心臓部となる部品。

 二、マイクロ部品

 三、システム部品

 四、ブラックボックス的部品

 五、ロボットでも作れない職人的部品等

*追記

仮に自社の製品が完成品であっても、それを部品として見る“部品化”思考が求められる。そこから、また違う使い方を発想してほしい。

|

« 文化・芸術のパトロンの変遷 | トップページ | 女性のオス化現象 »

経営関連」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 文化・芸術のパトロンの変遷 | トップページ | 女性のオス化現象 »