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2009年12月10日 (木)

文系大学のリストラと、高校無償化は職業高校のみに

少子化の現在、限られた予算の枠内で、人材を効率的に育成する必要があり、国家として、本当に必要な人材を生み出すシステムが求められる。最早、事務員教育は縮小すべきだ。大学でも、大阪府立大学のように、改革として、文系学部を廃し、理系大学への転換を考えているところもある。この志向は正しいと思う。

文系大学のリストラは避けられない。凡そ、文系大学で、本来、必要な学部と言えば、本来、法学部だけである。その他は、民間の研究組織で十分で、そこで研究に従事すればいい。学びたければ、そういう研究機関で学べばいい。

文系の学部は、社会が必ずしも、それほど必要としていない。大学の現体制は、大した実績もない学者を養うために無理やり作られている感がある。その学者の研究も、どうでもいい内容のものも多い。どちらかといえば、道楽に近い。

そういった環境下、限られた国の予算の中で人材を効率的に育成するには、その配分に十分配慮しなければならない。文系大学は、最早、それほど重要性はない。そういう大学は、全国で、10大学ぐらいもあれば、十分だ。早急にリストラが求められる。学者・研究者の失業が出るかもしれないが、従来、甘やかされてきたのだから仕方ない。

そう考えると、総合大学から専門職業単科大学への転換は、高校にも、それが求められるということだ。高校も、普通高校から、より職業専門化した教育体制に転換する必要がある。それを促すためには、職業高校の無償化が望まれる。

よって政策誘導するためには、普通高校の無償化は必要ない。高校の無償化は、政策目的と連動させる必要がある。まず普通高校の教育が形骸化している現在、教育システムを見直さないままの、高校の無償化は意味がない。

高校無償化は、政策的に、職業高校への転換を誘導しするべきだろう。そういう学校に進学する子弟には、無償にすればいい。また、今の学生は、そのような職業教育を望んでいる学生たちも少なくないことも認識しておく必要がある。昔言われたように、手に職があれば、一生、食いはぐれることはないのだから。

*追記

現在の職業高校系としては、工業高校、商業高校、農業高校、工芸学校、演劇高校、看護学校等があるが、いろんな考えがあるだろうが、くくりが大きすぎる感がある。もう少し、細分化して専門化してもいいと思う。また現在ある専門学校の専門高校への転換も求められる。

そして、地域と密着した現場実習を増やし、企業の教育指導も求められる。企業が求める人材と合致するためのすり合わせにつながる。そうすれば、学生は就職に困らないし、企業側も、即戦力として期待できる。

*2015年10月2日追記

文科省が、国立大学の人文社会科学系学部の改組や廃止を求めた通知で、学術界やマスコミから批判が上がっているという。ただ、何かと文科省に批判的な流風も、この問題については、文科省の方針は正しいと思う。

もちろん、人文社会科学系の学問は否定しない。ただ、大学でやるべきかどうかは疑問が多い。民間の私的研究で十分だと思う。大学で学者や研究者を抱える必要はない。人文社会科学系の学問は、ある意味、道楽に近い。すべてが無駄とは言わないが、実践的であるとは言い難い。

まずは、私学の人文社会科学系学部の改組や廃止が求められる。その上で、どうしても大学で研究が必要な分野は国立の大学で引き取ればいい。

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