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2009年12月16日 (水)

マスコミに政治評論家はいらない

沖縄普天間基地の問題で、日米政府の意見の違いが報道されるが、的確に報道しているところは少ないように感じる。局によって、そのニュアンスは異なるが、概してマスコミ報道は極めて一面的で、独りよがりの報道になっている。そのように感じるのは、彼らが頼る政治評論家の不見識にもよるが、局としての見識のなさもうかがえる。

凡そ、政治評論家ほど、いい加減なものはない。情報をたくさん持っていると思わせているが、実質、真の情報は何も掴んでいないのではないか。むしろ、掴んでいるふりをして、個人の考え・願望を述べている場合がほとんどだろう。

彼らは、かつて自民党政権の場合、提灯記事を書いたり、ゴマすりコメントをしておけば、それで、それなりにすんだ。それは政府が、外国に対して、政治意思が弱かったからだ。つまり米国の言いなりにしておけば、それでいいという感覚だったのだろう。

その結果、政府や外務省は、世界情勢の把握には努めず、米国の政策の言いなりで、外交を放棄してきたと断言できる。そういうところに、密着していた政治評論家が、正しい見識を述べられるはずがない。せいぜい権力闘争の裏側を、知ったかぶりで述べるにとどまった。彼らは権力闘争に利用されていただけだ。

ところが、政権が代わり、外交指針が変わったとたん、そのやり方を無定見に批判している。「そのやり方は、米国を裏切る」ものとか、米国に何でも追従することをよしとする意見ばかりだ。そんなレベルの低い彼らを一体いつまでマスコミは登場させるのだろうか。

*追記

ちなみに民主党の外交がいいとは言えないことも確かだ。鳩山前政権では、外交の継続性を無視して失敗した。しかしながら、自民党のような何でも米国追従のやり方がいいわけでもない。批判するなら、もっと論理的にバランスを取って意見を言う必要がある。すなわち、政治学者は必要だけれど、政治評論家は不要なのだ。

*追記

ついでに記すと、政治評論を仕事とする輩がマスコミで、世論を無視した意見で間違った誘導ししていることに問題が多い。ブログ等で個人の意見で何を言ってもいいが、職業としては問題が多い。彼らは、総じて偏向だから。

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