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2010年1月10日 (日)

現況の日本経済の雰囲気と中小企業

やっと景気の雰囲気が変わってきた。すでに輸出企業は、リーマンショックから方向転換が、ほぼ終了し、立ち直りつつある。更に政権が代わり、世間の雰囲気は早くも、変わりつつある。

何といっても、経営者の年頭の挨拶でも、民間が頑張らねばと、という意識が強くなっている。これは経営者の意識の中で、何か確信のようなものを掴みつつあるからだろう。中長期的には、景気はよくなる可能性があるだろう。もちろん、いろんなリスクを抱えながら、今後も進んでいくので、足元を固めながら、歩んでいく姿勢は求められるが。

ただ、経済学者の中には、近視眼的な経済対策を取らないと、国内景気は中折れすると心配する人もいるが、それは杞憂だろう。国内経済は、確かに、意識転換できない中小企業が多い。

あるいはバブル崩壊以後、政府の援助を受けて事業整理を先延ばししている企業が未だ存在するため、停滞感がある。それを一部政府関係者が勘違いしている。彼らを救済することは、最早、国民の過剰な負担になるだけでなく、国費の無駄である。

もちろん、事業を精査して、社会的に残す必要のあるものは、経営者を代えて残す必要もあるかもしれない。すなわち中小企業も、経営力が問われているのだ。つまりスクラップ・アンド・ビルドは必要で、そういうことを促すことは大切である。そうすることが国内の経済の停滞感を払拭する。

そして、新しい展開としては、民主党の政策(マニュフェストではない。マニュフェストは、選挙用の政策ガイドラインだから、実行されるとは限らない)を見ると、景気対策は、すでに織り込んである。それはすでに首相の施政方針演説に示されている。

中小企業にとっても、こういう変化は、チャンスである。政権が変わった時、ビジネスチャンスは増えるのは、歴史的事実だ。もちろん、大企業と同じことをせよというわけではない。大企業が取り組まない隙間ビジネスは、必ず存在する。現在のように地殻変動している時は、隙間が更に増えるもの。

今回のようなチャンスは滅多にない。中小企業も、政策を十分に読み込んで、展開すれば成果が出るということだろう。それには、従来の発想を捨てることが大切だ。やはり寅年は、いろんな意味で動き出す。経営者は、最早悲観的になる必要はないだろう。それには、事業整理するにしろ、新しい事業を展開するにしろ、思い切りが大切ということだろう。

*注記

但し、国の方針をそのまま受け入れるようなビジネス展開は危険だ。国の方針は、たびたび変わる。経営者自身で、国のあるべき方向性を把握することが求められる。盲目的な政府方針に準じたビジネスは成功しないということを付け加えておく。

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