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2010年1月27日 (水)

お金と地位

今、経営者側と労働者側と、定昇アップとかベースアップについて、賃金闘争している。ある意味、そういうことを闘争出来る企業は幸せとも言える。企業により、それぞれの環境は大きく異なり、大変な所が多い。そういうところでは、定昇アップとかベースアップも望めない。多くの人が、祭りごとのように眺めているだけかもしれない。

さて、今回は、そういう話ではなくて、お金と地位は、同時に与えてはなりませんと、昔、よく言われたことについて、触れておく。多くの方が、ご存じだろうが、念のために記しておく。

最近の組織は、このような考え方は、どうだろうか。西洋式に、大企業では、地位が上がるにつれて、お金も増えているのではないか。組織はピラミッド組織でもいいとして、所得もピラミッド構造になっていないか。だが、それでは、組織は適正に動かないことも事実だ。

それなりに学識も見識もあり、人望のある者には、地位は与えなければならない。だが、最近は、そういう適任者が不足しているかもしれない。そういう教育を受けていないからだ。管理者の適性教育というのは案外難しい。

また、適任者に地位を与えても、所得の上がり具合は別物にしなくてはならない。地位は役割であり、それで、お金を稼ぐわけではない。もちろん、リーダーの善し悪しで業績は決まるわけだが、所得は、実際、成果を刈り取った人に与えられるべきなのだ。

もちろん、組織成果が上がるにつれて、役職が上がれば、役職手当がつくが、ボーナスは、それに比例しない。結局、どれだけ人材を育て、成果を上げられるようにしたかが問われる。つまり決して直接的成果で評価してはならないということだ。

逆に現場の人間は、成果を上げたからと言って、必ずしも役職に就かせるべきでもない。彼らが管理者として、誰もが適性があるわけでもない。ただ成果に伴う報酬は比例して与えられるべきだし、その金額が、役職者をはるかに超えても問題はない。

*追記

最近は、顧客対応のため、ピラミッド組織からフラットな組織に変更しているところも多い。ただ、その結果、小さいピラミッド組織がたくさんできている。組織運営においては、大きい組織であろうと、小さい組織であろうと同じである。

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