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2010年2月23日 (火)

既存の顧客を大切にするということ

1年ほど前に開業した饅頭屋さんがある。すべて手作りである。全国展開のため、工場で大量生産・販売している饅頭屋ではない。ああいうのは、無理がある。ここは、いつでも、できたてを頂けるので、結構美味しい。医師からは控えるように言われている饅頭だが、時々、2~3個、ばらで買っていた。

口に含むと、思わず、とろけそうになる。こういうのを至福の時と言うのだろうか。ところがである。少し前、買いに行ったら、大口の注文が入ったから、少し待ってくれと言う。仕方ないから、他のところに散歩に行って、再度、寄ってみたが、同じ返事。

仕方なく、買うのを止めた。そして、また行くと、同じことを言われ、終には、最近、その饅頭屋に行くのを止めた。売り切れなら仕方ないが、どうも納得がいかない。饅頭は、どうしても必要な商品ではない。むしろ衝動買いに近い。だが、いつも買えないのなら、買わない。そして東京人のように並んで待つことはできず、関西人は、並んで待つことを嫌う。

そして、久しぶりに、その店に行ったが、どうも雰囲気がおかしい。結局、店に入らずに帰ってきた。原因は、よくわからないが、一時的な大量の注文に対応し、既存の客を無視したから、顧客が離れたのではないか。もちろん、その他の原因も考えられるが。

確かに、会社を経営していると、注文は欲しいだろう。でも、一時的な大量の注文は、概ね、その時だけである。それに商品が現金引き換えでなく、掛け売りになりがちだ。そうなると、資金繰りも心配しなければならないし、余計な心配事が増える。それに詐欺まがいのことも多いし。

となると、一時的な大量の注文には、ぐっとこらえ、やはり既存の顧客を大切にするべきだろう。饅頭の利益率がどれくらいか知らないが、10円、20円の利益を大切に思い、こつこつ積み重ねる方が賢いというものだろう。

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