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2010年3月12日 (金)

自分を治めるということ

自分を治めるのは、簡単なようで、簡単でない。すなわち“自治”は、案外難しい。現在、地方自治への権限移譲が叫ばれているが、当事者は、相当しっかりした考え方をしないと危うい。

それは個人にも言えて、基本的に独立心が重要ということになる。若い人がいつまでも、実家を頼りにするのは、あまりよくない。いかに親離れするか。それは、親だけでもない、できるだけ他者には極力頼らないようにする心構えは大切だ。

もちろん、とことんやって究極的には頼らざるをえなくなることもあるかもしれないが、初めから依存心を持たないことだ。依存心は、心を弱くする。自分がしっかりしなければと思うと、その考え方、行動も、しっかりしてくるものだ。

以上のことは、戦前の政治家で、東京市長にもなった後藤新平が、同様なことを、次の三カ条として、挙げている。

 一、人のお世話にならぬよう。

 一、人のお世話をするよう。

 一、人に報いを求めぬよう。

人に頼ることはしてはいけないが、人の世話は積極的にやって、その見返りを求めてはいけないと言っている。これを後藤は、「自治宗」と呼んでいる。これだと、他人は頼ってきてもいいが、自分は他人に頼らないようにしようと言うことのようだ。

すなわち、これは、リーダーの心構えということかもしれない。でも、人は、皆、それぞれがリーダーであることを忘れてはならないだろう。

*注記

ここでは、「自己を修める」という修練とは違った観点で記している。それは経綸の才を磨くことを含めての心構えである。

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