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2010年3月14日 (日)

「アイサレ」という言葉

先日、ある本を読んでいて、「アイサレ」という言葉を知った。流風が、誰にも「愛され」ていないからではない(笑)。実は、マーケティングの言葉。この言葉を説明する前に、アイドマ、アイサスについて、まず記しておこう。

アイドマ(AIDMA)は、人々の購買行動プロセスを説明した有名なマーケティング用語。これは誰でも、知ってますよね。つまり、

    Attention  (ある商品に注目する)

          ↓

       Interest  (興味を持つ)

         ↓

       Desire  (欲求が生じる)

           ↓

        Memory (記憶される)

           ↓

        Action  (購買する)

確かに、多くの人々の脳は、そのように意識して行動しているかもしれない。人々の消費・購買行動をうまく把握しているとして、この考え方は支持されてきた。

そして、時代は、ネット購買の時代。それに対応して、プロセスを変化させたものが、アイサスだ。アイサス(AISAS)のプロセスは、次のように説明される。

    Attention  (ある商品に注目する)

      ↓

       Interest   (興味を持つ)

      ↓

       Search    (検索して確認する)

      ↓

       Action   (決定して購買する)

      ↓

       Share      (感想を述べて、広める。情報の共有)

ネット時代の特徴は、情報検索が容易にできて、購買決定が早く、情報を共有するということかもしれない。よって、検索した時の納得の得られる分かりやすい内容や印象が大切ということになる。

そして、最近知ったのが、アイサレ(AISARE)だ。押切孝雄氏が、自ら作った造語と言う。それはネット時代のブランド化のようです。彼の説明によると、そのプロセスは次のようだ。

     Attention (注目する)

      ↓

       Interst      (興味を持つ)

      ↓

       Search     (検索する)

      ↓

       Action      (購買する)

      ↓

       Repeat     (繰り返し購入する)

      ↓

       Evangelist   (他人に伝道する。すなわち、広める)

アイサレとアイサスの違いは、繰り返し購入するということと、積極的に他者に伝えるということのようです。アイサスは、感想を述べるにすぎなかったものが、アイサレでは、これを一歩進めるのです。

実は、この理論は、サービスビジネスでは常識なので、アイサレという言葉は珍しいけれども、特に目新しい考え方ではありません。ただ、覚えやすい点では、評価できます。何と言っても、「アイサレ」ですから(笑)。

*追記

ただ、アイサレ(AISARE)の難点は、「E」のEvangelistが、一般の日本人には、馴染みのない言葉ということだ。造語を作る時の、ポイントをややはずしている。

   

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