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2010年5月21日 (金)

日本の畜産問題

宮崎県で、口蹄疫問題が大きくなっている。肉食はあまりしないものの、これほど大きい問題に発展すると関心を持たざるを得ない。農水省は、一応機敏に対応しているようだが、宮崎県の初期対応の遅れは否めない。

またイギリス等の口蹄疫事件の教訓が生かされていないのは、農水省も同じことかもしれない。わが国では起こらないと思っていたのだろうか。そういう意味では、リスク管理体制の不備が指摘される。確かに、管理体制はコストと絡むので、財政厳しい折、過剰な管理体制は無理かもしれない。

しかし、畜産中心の県に対してのみ、重点的に対策を打てば、それほどコストはかからなかったはずだ。もちろん、官僚だけでは判断できない部分もあるが、早く政治サイドに上げておくべきだったと思う。

そうでなくても、2007年には、鳥インフルエンザも引き起こしている宮崎県。この県の畜産システムに何らかの問題を抱えているのは確かだろう。当事者の方々の苦しみはわかるが、根本的な畜産のやり方に早くメスを入れる必要がある。

これらの問題が起こるのは、素人考えでは次のように考えられる。

 一、一部の畜産農家の環境の悪さから拡散するということ

 二、免疫力の問題~日照下の運動不足

 三、土壌の汚染状態の問題

  四、水質汚染の問題

 五、輸入飼料の問題

 六、大量飼育の問題~畜産密度の限界をオーバー

 七、畜産環境を悪化させる経済的要因

     ~国際化による価格の問題・経営問題

これらのことは、宮崎県に限らず、全国の畜産農家への警鐘になるだろう。ただ専門家ではないので、これ以上の言及はできない。畜産農家の中には、長年、努力して、改良してきた畜産農家もあるだろう。続けるにしても、廃業するにしても、彼らへの経済支援は、必要だろう。

ただ、流風は、輸入肉には、できるだけ手を出したくない。となれば、国内で生産された飼育環境も含めて、きちっと生産管理された肉を口にしたいものだ。生産システムを改善し、価格的に上げなければならないのなら消費者としては、仕方ないだろう。いかにすれば、生産者が、無理なく良質の畜産ができるか。消費者も、真剣に考える時期に来ている。

*追記

母は、ずっと前から、宮崎県の農畜産には問題があるとしていた(九州全体の農畜産にも問題があるとしていた)。どこから仕入れた情報か知らないが、いつも生産地を確認し、一生、口にすることはなかった。流風は、それほど気にしなかったが、これだけ問題が大きくなると、母の言っていたことの根拠を確認しておくべきだった。

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