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2010年5月22日 (土)

注目されるVISTA諸国家

BRICsは、ブラジル、ロシア、インド、中国を指すが、資源大国のロシアは低迷し、ブラジルも、インド、中国ほどの成長はしていないようだ。ロシアは、脱資源と不透明なビジネス構造を改めない限り、今後の成長は見込めない。今では、せいぜいブラジルを含めて、BICsと呼ばれても差し支えない状況だ。

そして、今、BICsに続く国々として、VISTA諸国が注目されている。その国々とは、ベトナム、インドネシア、南アフリカ、トルコ、アルゼンチンを指す。IMFの予測でも、成長率が3%を超えるという。

もちろん、これらの諸国は、それぞれに面倒な課題を抱えているが、うまく投資を巻き込めば、健全な経済成長が可能ということだろう。条件としては、じっくり国内資本を充実させることだろう。

日本の企業の投資は、相手国にとって、プラスになるような投資を心がけている。その観点からすれば、これらの国々が、日本をパートナーとする利点は大きい。どこかの国のように、投資しても、すべて自国に持ち帰るようなことはしない。

そういう意味では、BICsに次いで、将来は非常に有望にな投資先になる可能性が高い。そのためには、まず各国の抱えている諸問題の解決に与することだろう。それは必ずしも金銭問題だけではない。システム、人材育成についても、しっかりアドバイスして、留学生を招くなど、若い人の交流も深めることが大切だ。

そのようにして、貿易基盤を固めれば、中長期的には、日本の貿易も、欧米一辺倒だったものから、やっと脱し、望ましい多極化貿易体制に移行していくのだろう。

*注記

但し、個人の金融資産の投資先としては、VISTA諸国家は、まだ不適といえる。若い人でも、あまり先走らないことだ。

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