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2010年6月26日 (土)

特定看護師制度を考える

だいぶん前に入院した時、ベテランの看護師の方数名と話す機会があった。多分、退院間際だったと思う。どの方も、何でも、てきぱきとしている方々で、患者から見ても、安心感のある人々だった。もちろん、しっかりした女性ばかりだ。女性というより、男のような感じ(笑)。皆さん、師長クラスだった思う。

その方々と別々に話す機会があり、医療について、少し話した。なぜ医師でないと処置できないことが多いのかと、質問したところから、話が広がり、はじめて医療の仕組みは複雑だなと思った記憶がある。

その看護師の方の一人がが、ここだけの話だと前置きして、話すには、医療行為は、そんなに難しくなく、ある程度経験すれば、誰でもできるとのことだった。そして、法律の壁と男社会ゆえに、医師は変なプライドを持ちすぎ、妙に仕事を囲い込み、結果的に抱え込んでいるとも指摘されていた。

新人の医師の場合、大抵が、ベテランの看護師のアドバイスに従って治療することも多いという。ただ、看護師はわかっていても、直接手を出せないことは、いつも歯がゆく思うとも言っていた。医師免許という壁が、それをさせないのだ。

言葉を変えれば、医師は、「医療行為利権」を守りたいがために、医師免許のための試験がやたらと難しくなっているが、それは現実的でないという。そんなに試験を難しくしても、医療の現場では、あまり役に立たないそうだ。ところが、看護師を含め、他の人間には処置できない仕組みになっているという。

もちろん、高度な医療行為になれば、専門の医師でないと処置できないが、それは範囲が限られていて、大半の医療行為は、ベテランの看護師であれば、可能なようだ。現在、特定看護師制度について、論議され、医師会側は反対のようだが、医師が少ない現状、ベテラン看護師を特定看護師制度もいいが、準医師に転換させることができる仕組みも必要だろう。

もちろん、そこには、賃金コストの問題やら、いろいろありそうだが、知恵を出せば、なんとかなるのではないか。準医師を増やせば、本来の医師の仕事も整理され、ここまで医師不足が問題にならないのではないか。やはり医療制度それ自体に深い問題が横たわっているように思う。

*注記

以上の記事については、流風は現在の医療制度を十分に理解していないし、医師側の意見は聞いていないので、偏りがあるかもしれない。あくまでも、当時、看護師の方から聞いた一市民としての医療制度に対する印象です。

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