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2010年6月17日 (木)

景気は気分

世の中、気分である。景気も、その一つだろう。どこかの国は、首相が替って、世の中、雰囲気が少し変わった。どこか安心感がある。安心感は信頼を生む。現実の国の状況は厳しいのだが、何とか野党と協議しながら、やってくれるだろうという風に受け止めている人が多いようだ。

もともと景気は、マスコミが言うほど悪くないが、消費者は気分で動く。口蹄疫の問題は、気分を暗くするが、全国的に広がっていないので、まだ危機感は薄い。価格が上がれば、いずれ、騒ぎだすかもしれないが。

また小売店の売り場を見ても、少し売り出しを打つと、客は増えている。消費不況というのは、あまり現実と違い過ぎる。やはり、ここでも、マスコミが騒ぎすぎて、ミスリードしているのだ。売り手は、いかに消費者の望むものを提供するかに尽きる。

そして消費者行動は、明るくなっているように感じる。別に給料が増えて、ボーナスが増えたわけでもないだろうが、節約疲れがあるのかもしれない。国の方が、きちんとしてくれれば、国民の方は安心感が増す。もちろん、まだまだ安心という領域ではないが、人々の表情を見ていると、そんなに暗くない。

街で見かける就職活動に励む学生諸君は、必死の形相だが、一流企業にこだわり、欲を出さなければ、何とかなる。求人自体は悪くない。ベストを尽くして、楽天的に考えれば、何とかなる。

それより学業が疎かになることの方が心配だ。今、大学は就職予備校に成り下がってしまった。学業より、就職活動を優先させなければならないのは、少し変。学校で何を学んだんだと、言われないようにしてもらいたいものだ。

景気のカギを握っている日本銀行も、なんやかんやと手を打っている。市中銀行は否定的だが、民間の事業開発に手をこまねいているのは、市中銀行の責任。日本銀行のすることをあざ笑うのは許せない。確かに効果性は、わからないが、その意欲は買う。ようやく実業の世界を何とかせねば、という意識になってきたのは喜ばしい。

そこで、心配されるのは、企業の人員不足だろう。仕事があっても、手がなかったらこなせない。そういう事態は、間もなく起こるだろう。いや、すでに一部の企業では起こっているかもしれない。いつの時代も、採用計画及び人材の育成を、ある程度、先を見て手を打ったところが残るのだろう。

今後、数年間は、景気のことは心配いらないだろう。ユーロがずっこけようが、米国の景気回復が遅れようが関係ない。皆が景気を意識した時、それは景気は更に良くなる。後は、経営者それぞれの手腕次第。

*追記

為替の変動を、騒ぐのは、投資業者や金融関係者だ。マスコミは、それに輪をかけて騒ぐが、景気には関係ないということを押さえておこう。企業の為替対策は進んでおり、為替で騒ぐ経営者は、過去のこと。

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