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2010年7月 4日 (日)

『怪傑ゾロ』と『かいけつゾロリ』

子ども時代、テレビで、『怪傑ゾロ』が放映されていた。大盗賊ゾロが、弱きを助けて、強きをくじく、勧善懲悪物である。洋の東西を問わず、こういう物語はわかりやすい。子供向けに作られていたのだろう。勧善懲悪については、哲学的には問題だが、子ども時代は、そのように躾けていくのがいい。

ところが、この番組を熱心に視ていたのは、実は父だ。このテレビ番組が相当気に入っていたようで、いつも、照れ隠しのためか、流風を誘っていた。一人で大人が見るのは恥ずかしいと思ったのだろうか。流風は、この時間だけは、否応なしに、父の横に、いつも座っていた。

何がよかったのだろうか。物語の筋は単純である。不法者に苛められている人たちを救う。そして、ゾロが出現した証拠として、壁に「Z」の文字を剣で書き入れる。確か、歌では、「シュシュッと敵を切る」とか言っていたように思う。

彼は実は大富豪の息子で、ゾロにぞっこんの元大地主の娘ロリータに求婚しているが、彼女は、彼がゾロであることを知らない。ロリータは、彼の本当のことを知らないから、そこに齟齬が生じる。実は、父は、このロリータのことを気に入っていたのではないかと思っている。

何かと嫉妬心の強い母から、非現実世界に逃れたかったのかもしれない(笑)。ということで、流風も、一緒に視ることを強要された次第。まあ、それなりに面白かったとは思うけれどね。筋はすっかり忘れてしまったが、悪党も愛嬌があったと思う。

ところで、話は変わるが、姫路文学館では、『あそぶぜ!かいけつゾロリのおたのしみ大さくせん~原ゆたかとゾロリのなかまたち』というものが、間もなく、催されるらしい。名前が、『怪傑ゾロ』に似ている。残念ながら、流風は「かいけつゾロリ」なるものは知らない。

子どもたちには、人気の童話らしい。ネットで見ると、ゾロリは、キツネのようだ。愛嬌のある顔をしている。胸に「ZZ」の文字が。あはは、これはパクリだ。もちろん、名前は、『怪傑ゾロ』を意識したものだろう。作家の方も、流風と同じ年代かな。

この催しは、作家の原ゆたか氏が、高校生時代、姫路市で過ごしたことから、今回の催しにつながったようだ。夫人の原京子氏も絵本作家のようで、彼女の原画も掲示されるという。とにかく、この催しがあることを知って、『怪傑ゾロ』を懐かしく思い出した。

会期中には、お絵かき会、サイン会、声優によるお話し会(以上、事前申し込み必要)、こども落語会などが催されるという。会期中は、子どもたちで、にぎわうのかもしれない。流風は、さすがに、一人では行きにくい。近所の子どもを誘って行きますかな。その前に、『かいけつゾロリ』を読むべきか、迷っている(笑)。

*参考

かいけつゾロリ公式ページ  http://www.zorori.com/

*参考

 姫路文学館    http://www.city.himeji.lg.jp/bungaku/ 

 『あそぶぜ!かいけつゾロリのおたのしみ大さくせん

             ~原ゆたかとゾロリのなかまたち』

   期間:平成22年 7月16日~9月20日

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