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2010年7月10日 (土)

白い蛇

先日、草取りをしていると、すすっと逃げるものがある。トカゲと思ったら、蛇だった。毎年、出てくる細い蛇だ。梅雨の水気の多い時期に現れる。大きい蛇は、未だ確認していないので、近くには、いないようだ。

子どもの頃、母が家に白蛇がいると、家を守ってくれると、よく言っていた。当時、住んでいた家には、確かに蛇が住みついていたようだが、白蛇かどうかは確認できなかった。時々、ヤツデの葉に、脱皮した蛇の皮があり、母は、それを財布に入れておくと金持ちになれるとも言っていた。

母は、蜘蛛も大切にしていたから、蜘蛛と同様、母には、同居者という感じがあったのかもしれない。流風は、母の言うことは、迷信に近いと思っている。ただ、それだけ、母の生きた時代には、生活に蛇がいることは、そんなに珍しくなかったと思われる。

子ども時代、蛇を捕まえて、それを振り回して、女の子たちを脅かしている悪い奴がいた。そこで、子どもたちに、蛇という生き物を粗末に扱ってはならないという躾のための話を考えられた話が伝わったとも考えられる。基本的には、生き物を粗末に扱ってはいけないという考えが背景にあるのだろう。

ところが、中国では、白い蛇は、絶世の美女に化けて、男をたぶらかし、殺すという奇伝も多い。白蛇伝というものである(『博異志』李黄の「白蛇の怪」)。もちろん、創作だが、白い蛇に対して、あまりいいイメージを持っていないのかもしれない。それとも実際に毒蛇が存在するのかもしれない。

これは美しいものには棘があるということに通ずる。要するに、何でもかんでも、美しいというものに簡単に手を出していけないという教えにも捉えられる。でも、白い蛇には、毒蛇でなければ、一度、お目にかかりたいものだ。もちろん本物の蛇のことですよ(笑)。母の言うとおり、家を守ってくれるのかどうかはわからないが。

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