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2010年8月19日 (木)

理紀之助の『常道』その二

本日も、昨日に引き続き、石川理紀之助の『常道』の言葉として、次の言葉を挙げておこう。

「歯は剛くして欠け、舌は柔らかにして存す。鉄砲は鉄石板を破れども、柔かき綿は破り難し」

これは、俗に「柔よく剛を制す」を、わかりやすく解説したものだろう。「柔よく剛を制す」は、出典は、『三略』だが、この考えの大本は、『老子』にある。

男は、ともすれば剛に傾きがちだが、これで他を制しても、自らも傷つく。剛の方が男らしいと捉えられがちだが、長い勝負では、勝つことは難しい。

やわやわと対応するのは、女々しいと思っても、水のように変化対応して、生き残った者が最終的に勝利を収める。

もちろん、いつも、やわやよとせよとは言わない。時には、勝負に出ることも必要だ。ただ、それは生涯に、一、二度に留めたい。

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