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2010年8月26日 (木)

理紀之助の『常道』その五

今回の石川理紀之助の『常道』の言葉は次の通り。

「知りたることを人に教えざるは、借りたる金を返さざる如し」

自分の知識や知恵を出し惜しみする人がいる。確かに苦労して得た知識や知恵を後輩たちに渡したくない気持ちは分からなくもない。全てを伝えると、自分の地位が脅かされると思うのかもしれない。

だが、知識も知恵も、多くの先人、先輩や周辺の協力があって得られる。そうであれば、後輩たちに、伝えて、初めて、自身の存在価値が認められる。自分の知識や知恵は、常に放出して、空の状態を作れば、次の新しい知識や知恵を得られる。

よって、既知や既知恵に捉われないことが大切だ。理紀之助の説いていることは、そこまで述べていないが、結局、そういうことになる。いずれにせよ、得た知識や知恵を後輩に伝えるのは順繰りだ。そうして、初めて知識や知恵に対してハングリー精神が養われる。それが自身の成長の原動力になるのだ。

*追記

これは今の日本の産業にも言えること。保守的に、現状に捉われては進歩を阻害する。

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