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2010年8月18日 (水)

理紀之助の『常道』その一

今回から、石川理紀之助の述べた「常道」について記す。石川理紀之助については、以前、若干触れたので、ここでは省略。本日は、次の一文を呈す。

「父母をはじめ、すべて老人を大切にすべし。ただし、よきものを食わせ、着するよりも、心に苦労をかけざるを第一とすべし」。

戦後、儒教の衰えた日本では、老人を大切にするという思考が抜け落ちている。例の不明高齢者も同じこと。自分の親さえ、きちんと看取れない不幸。確かに、データ的には行政の怠慢だが、子どもたちも、自分に忙しく、親に無関心になっていることが原因だ(親の年金の詐取もあるようだが)。これは決して、いいことではない。親は先祖になる。先祖を、いい加減に扱えば、いずれ自分にも、返ってくることだ。

流風も、親に対して、理紀之助の説くようにできたかというと疑問が多い。亡くなってから、ああしておけばよかったとか、こうしておけばよかったとか悔いは残る。「心の苦労」ばかり、掛けていたように思う。ただ、親が亡くなってからは、親と似たような老人に対しては、優しく接するようにしている。

親が存命の方は、親への接し方を心して再考してほしい。特に高齢の親たちには、優しい言葉をかけて、安心させてほしい。

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