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2010年10月22日 (金)

ノグチ・イサムの母~映画 『レオニー』

  お母さん、私はこの子を連れて、日本という国に行きます。

                       (映画『レオニー』の広告の謳い文句)

ノグチ・イサムというと、彫刻家で有名だが、昔、鑑賞に行ったように思うが、よくわからなかったイメージが強い。天才の創作するものは、凡人にはなかなか理解し難い。その後、しばらくして見た彼のデザインによる提灯は、割と良かったと思う。

実は、彼が混血とは知っていたが、どういう事情だったのかは知らなかった。それを映画にしたものが、映画『レオニー』らしい。今年11月20日封切だ。レオニーとは、ノグチ・イサムの母で、米国人のレオニー・ギルモアのこと。彼女は戦前、ニューヨークで、一人の日本人青年と恋に落ち、戦争を挟んで、波乱万丈の人生がスタートする。

戦争というものに妨害される二人の愛。そして、妊娠、シングルマザー。彼女は来日するが、最早、敵国の女性。居づらい立場。そこで彼女は、二つの国の中で、どういう生き方を選択したのか。子どもをどのように教育したのか。そういうことを描いた映画のようだ。

これ以上は、公式サイトを見ても、あらすじはわからないけれど、大体のことはわかるような気がする。彼女は運命をどう受け止めたのかは興味深い。昔から、戦争がらみの悲劇を描いた映画はヒットする。追いつめられた人間の選択には、共鳴する何かを感じ取るからだろう。

松井久子監督作品。一般に、女性監督の映画は、あまり鑑賞しないけれど、今回は是非、映画館に足を運んでみたい。

*参考

   映画『レオニー』公式サイト http://www.leoniethemovie.com/

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