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2010年10月28日 (木)

栗の話

急に寒くなってきた。この夏は、大変暑かったし、つい先日までは、本当に秋は来るのかと、暑い、暑いと言っていたのが嘘のようだ。日本の世論と同様、極端から極端に流れるのは、季節も国民に似るのか(苦笑)。困ったものです。

でも、秋は食欲の季節。果物も高かったけれども、少し安定してきた。やはり買える値段というものがある。やっと秋の果物を楽しめる。またお米は、酷暑の影響で、出来が悪いとのことだが、少し前から食している新米は、やはり美味しい。確かに、白いものが多いようたけれど、味には、そんなに影響がないようだ。無理して昨年の米を求めることもないだろう。

さて、最近、栗が目につきだした。スーパーや百貨店の食料品売り場に並んでいる。美味しそうだ。子どもの頃は、おやつとして、母が蒸してくれたものを、虫食いを除きながら、手を汚して、食したものだ。栗は、一年中ないから、秋になるのが待ち遠しかった。

最近は、剥き栗(但し、日本の栗ではなくて、天津栗と思われる)なんて置いてある。確かに天津焼き栗は、くるっときれいに剥けるけれど、手は汚れる。それを嫌う人たちのために、そういう需要もあるだろう。

だが、子どもたちには、日本の栗にしろ、天津栗にしろ、自分で剥かせるのがいいと思う。確かに母の蒸し栗(日本の栗)は、なかなか簡単には剥けなかった。結局、包丁で二つに切って、スプーンで実を難儀しながら、すくい取っていた。その時の親子の会話や楽しさは残る。今では、楽しい記憶だ。

さて、狂言にも、『栗焼』というものがある。主人が丹波の伯父から、もらってきた40個の栗(*注)を、客が来るから、太郎冠者に焼いておけと命ずるが、美味しそうなので、すべて食べてしまい、いい訳で、てんやわんやする話。

焼き栗は、したことがないのだが、はじけるのを防ぐため、切り込みを入れる。平らな面を下に置いて、上から包丁で切り込みを入れるらしい。やってみようかな。オープントースターでもできるようだし。

また栗ご飯もいい。栗きんとんもいい。自分では作れないが、マロングラッセ、ケーキのモンブランや栗饅頭もいい。甘党の流風には、子どもの頃から、うれしい季節だ。

*注

なぜ40個なのかは、「始終いい関係」のシャレらしい。

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