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2010年10月16日 (土)

商売の間口を考える

昔、中国人の女性(知人の知人)は、笑いながら、次のように言っていた。「日本人は、いつも忙しく働いて成果が出ないと満足しない。でも商売は、いい時もあるし、悪い時もある。私達は、儲かる時は、とことん儲けて、駄目な時は、静かにしている」と。

それが正しいかどうかは別にして、自営業の難しさは、限られた資源と、限られた時間内に、いかに効率よく仕事をするかだろう。そして、別の面では、いかに人間関係を正しく保つかということにも配慮しなければならない。このどちらが欠けても、うまくは行かない。

流風には、とてもできません。いや、できなかった。一時、会社を辞めて、商売の真似ごとをやったが、自分には向いていないとわかった。結局、食べていくのが精一杯だった。サラリーマンをやっていたから、その感覚が抜けきらなかったのが災いしたと思う。

さて、商売をやっていると、顧客の要望に応えるのが顧客満足と称して、取扱商品が増えていったりする。顧客に対して、何でもできますとか言ったりするが、何でもできるとは、何にもできないに通ずる。結局、案外、商売にならないことが多い。

顧客の声は、商売的には、いつも正しいとは言えない。むしろ間口を広げて、取扱品目が多くしてしまうと、在庫のコストも発生し、お金が寝てしまう。それはどんな小さな商いでも、あまりよくないことだ。

確かに、たくさん展示してある店は楽しいが、一般人なら、せいぜい買うのは低額な物で、二、三種類。高額な物なら一種類だろう。業種、業態にもよるが、在庫は、あまり持たないようにすることが大切だ。

商売は、サラリーマンより、人一倍、金銭感覚が鋭くしないと、無駄が発生してしまう。とどのつまり、商売の成功の道は、以前にも記したかもしれないが、一定の需要はあるが、他人が利幅が少なくて、あまりやりたくない分野で、頑張った方がいいと思う。

そして、商売は間口を狭くして、扱い品目を限定して、回転率をよくして商うと、専門性も増し、それなりに事業が、波はあるけれど、成り立つ時がある。商いは、目立たないように確実に儲けるのが賢いやり方なようだ。今、どの商売も大変と思うが、もう一度、需要の再確認と、扱い品目の見直しをされてはどうだろう。

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