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2011年1月29日 (土)

恋愛の芸術

かつて日本では、恋愛の芸術の社会的地位は低いものであったが、現在は、その反動で、過剰に表面化しているかもしれない。戦前も、その表現は抑制された物が多かったと聞く。そういうことで、父の世代は、海外の恋愛物の翻訳に人気があったそうだ。

江戸時代は、狂言作者、戯作者、浮世絵師の社会的地位は低かった。伝統的な日本画は、それなりに遇されたが、浮世絵は、軽視された。それゆえ、浮世絵師の出自が不明なのは、多分、彼らが身分を隠したからだろう。浮世絵師の中には、日本画の絵師もいたかもしれない。それほどに、蔑視された存在であったと想像される。

もちろん、彼らの描く物は、現在のエロ本に匹敵するので、庶民には、見えないところで、内緒で普及して人気があったものと思われる。いつの時代も、性に対する関心は、同じ。蔭の教本になっていた。これらを西洋の人々が評価したのは、彼らに分かりやすかったという分析もある。人間の関心は洋の東西を問わず、変わらないということだろう。

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