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2011年2月17日 (木)

移民の難しさ

かつて日本でも、労働力の減少を補うため、移民で補うべきだと言う評論家が多かった。ただ移民は文化も違うし、日本文化に溶け込むことはなかなか難しい。特に単純労働者の使い捨ては、大きな問題を生む。結局、本国に帰って行った人々も多い。労働力の代替としての安易な受け入れは問題が多いということだろう。

さて、西欧社会では、もっと長く移民を受け入れてきたため、移民が深刻な問題になっている。好景気には、彼らを安い賃金で利用し、不景気には、切り捨てていく。ところが、市民権を得て、定着すれば、社会保障の問題も生じる。彼らは日本で言う社会保険料に相当するものを長年にわたって納めていないから、これらの費用は、他の国民に負担がかかるから、国民は移民を邪魔者扱いする。

西欧社会も、いかに移民計画が出鱈目だったか明らかになっている。また移民たちも、彼らの文化に固執するあまり、移民先でのトラブルも目立つ。郷に入りては、郷に従うということができていないことも問題だ。このように移民は簡単ではない。右のものを左に移すというものではない。人の移動は、各種問題を引き起こす。

こういう状況を見ていくと、一時的な国内の供給不足を補おうとして、便宜的に移民を活用するのは愚かしいことだ。でも、これは日本でも最近見られている現象ではないか。看護・介護関係に、アジアの人々を活用しようとするのも短絡的なやり方だろう。国内に、これらの職種に人材を誘導する努力(*注)を怠り、安易な政策をしてきたのは、誤りだろう。やはり移民は慎重に取り組むべきだろう。安易な政策は、後々、国や国民を苦しめることになる。

*注

高校の無償化も、全ての高校生を対象にするから、おかしな政策になる。基本的には、無償化支援は、学習意欲はあるのに、親の事情で進学できない生徒に対してのみ支援すべきで、その進学方向も、社会に役立ち、授業内容も、将来、自立できる実践的なカリキュラムで、就職に役立つ高校に限定するべきだろう。

 

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