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2011年3月 4日 (金)

『管子』の樹

『菅子』に、樹(う)え論がある。それは次のようなものだ。

 一年の計は、穀を樹うるに如くははなし。

 十年の計は、木を樹うるに如くはなし。

 終身の計は、人を樹うるに如くはなし。

分かりやすい言葉だが、案外、見落とされがちなことだ。事業経営に例えれば、次のように言い直すことができるかもしれない。

 平社員は、(生活していけるように)目先の仕事を確実に処理していく。

 管理者は、十年先を見て、事業を見ていく。

 経営者は、将来を見越して、人材を育成していく。

ただ、これだけではいけなくて、平社員は、管理者の視点で考える習慣も必要だし、管理者も、経営者の視点で、考える習慣が大切だ。そうすれば、自然と仕事力が身についていく。そして、経営者も、自社だけでなく、国内外の業界全体を見渡して、業界のあるべき将来像を描いていくことが求められる。

 

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