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2011年3月13日 (日)

東日本大地震復興のための寄付について

今回の地震による被害は大変広域だ。津波による被害が最も大きい。ただ都市型震災で無いため、阪神・淡路大震災のような人的被害(死傷者)は、巨大な震災の割には、比較的小さいかもしれないと思ったが、震災発生時と状況把握が異なり、3月13日現在、安否不明者1万人以上。この辺の情報は錯綜している。また死者は数万人を超えるという報告もなされている。

そして、生き残ったとしても、沿岸部の津波による農地、インフラ、住宅・家財等の被災は、大変大きい。国は農地、インフラの復旧に努めるだろうが、住宅等流された方々の住宅再建・家財の購入の自己負担は大きいだろう。助かった人々は、今は助かったことで、ほっとしているだろうが、落ち着けば、経済的に不安になるのは間違いない。

そこへの支援は、国には限界がある。それを補うためには、義援金に頼るしかないだろう。流された住宅の実数は不明だが、先に紹介した住宅再建共済に替る、それなりの支援が求められる。それには寄付が適切だろう。また、ネット事業者によっても寄付を集めるように活動を始めたが、問題は被災地が広域であり、分配には細心の配慮をしてもらいたいものだ。

また、流風は、最近は、被災地には直接寄付していたが、今回は、広域のため、それは難しい。そういうことを皆がやれば、寄付先に偏りが生じてしまう。今回は、銀行・郵便局を通じて、中央共同募金会、日本赤十字に寄付することになるだろう。

*追記

3月16日、一回目の寄付をしてきた。旅行のために積み立ててきたものだ。この夏、東北旅行を計画していたが、何の因果か、同地区の震災の被災者への寄付金に回すことになった。寄付金は微々たるものかもしれないが、何らかの役に立つことを期待したい。今回は、考慮の上、中央共同募金会宛てとした。それにしても、寄付している人は、皆、真剣な顔だ。日本では、明日は我が身と思っているからだ。

*追記

なお、阪神淡路大震災でも、被災者は、各地から多くの義援金をもらったけれども、残念ながら、一人当たりにすると、生活再建には役立つほどではなかったと聞く。公的な施設とか立派な庁舎は造られ、震災太りになったが、大きなゼネコンを潤しただけだった。

もちろん、それのすべてが悪いとは言わないが、地元にお金は落ちず、仕事も増えなかった。被災者の仕事を回復させつつ、生活再建させるような配慮をして欲しいものだ。また義援金が直接、被災者に役立つ寄付を望みたい。今回の震災では、本当に被災者に寄付金が有効に使われるようにお願いしたいものだ。

また日本も、民間の寄付金が、もっと増えるような寄付意識が上がっていくことを望みたい。それには、受け取った人々も、どのように使ったか、感謝の気持ちを具体的に発信していくことも大切と思う。

*追記

暫定だが、報道から推量すると、被災者の生活再建のためには、政府支援(インフラ整備等に7兆円程度かかるかもしれない)とは別に寄付金で、5000億円程度集める必要があるのではなかろうか。

阪神淡路大震災では、被災者数から言って、それ以上に集める必要があったが、残念ながら、そんなには集まらなかった。今回は、田舎故、漁業保険、農業保険等に加入しているだろうし、阪神淡路以後創設された国からの被災者見舞い金もある。

それでも、生活再建は長引くと考えられるので、一人当たりの義援金は多い方が、被災者は助かるはずだ。国の支援と民間の支援の線引きは難しいが、最低でも、それくらいかかると思う。なかなか、そこまではと思われるかもしれないが、再建には、結構長引くと考えられ、費用は余計にかかる。寄付は、すこし踏ん張ってやる必要がある。別の見方をすれば、寄付が大きければ大きいほど、政府の将来の負担(国債発行や増税)は小さくなる。

*平成23年3月20日追記

3月20日の報道では、某大学教授は、阪神淡路大震災として比して、今回の被害総額を20兆円と推定している。しかし阪神淡路大震災の時は、公共投資のために過大に見積もられたことは間違いない。そうだとすると見積もりは高すぎる。

確かに、今回は、福島原発がらみの被害を含めると、高くなると予測したのかもしれないが、財務省は、1兆円程度と予測しているから、その分を合計しても、過剰な見積もりだろう。それに阪神淡路大震災が都市型震災だったのに対して、今回の震災は、地方型。コスト計算のベースが異なるから、阪神淡路大震災の実績は、あまり参考にはならない。

確かに今回は、広域ではあるけれど、グランドデザインの描き方で、それは大きく異なってくる。矢張り、やや過大な見積もりのように感じる。

*平成23年4月11日追記

本日、二回目の寄付をしてきた。今回は色々考えた挙句、日本赤十字へ。但し、飴玉袋にして70袋買える程度。ささやかだけれど、継続していこうと思う。

*平成23年7月7日追記

先月、震災遺児への寄付手続きをしてきた。七夕ではないが、年に一度定額を10年間寄付するものだ。金額はわずかだが、彼らに何らかの役に立てばうれしい。

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