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2011年3月 8日 (火)

政治家潰しの功罪

与野党のせめぎあいの中で、政治家潰しは、今も昔もある。政治家は清廉潔白であることが望まれるが、職業柄、完全に清廉潔白になれば、何もできないのも明らか。国民は過剰に清廉潔白を求めてはいけないが、マスコミも含めて、そういうことが好きなようだ。

そういう雰囲気を利用して、野党は与党の政治家のアラ探しをして、徹底的に突いて、追い落としをはかる。これはずっと続いてきた政治手法だ。権力闘争としては、致し方ないのかもしれない。それが政治家の闘争本能なのだろう。

しかしながら、完全に追い落としてしまうと、対象政治家の折角持っている才能も埋もれさせてしまい、日本の政治全体としては損失となることもたびたびだ。孫子の兵法では、完全に周囲を囲って攻めてはいけないと言われている。

要するに敵の逃げ口を一か所残すのだ。完全に叩いてはいけない。すなわち、常に逆の立場になった時を考えなければならないということと、敵に恨みを残してはいけないということだろう。

議会での政治討論を聞いていると、そういうことができていない野党議員も多い。自らが与党になった時のことも考えて、質問することも大切だろう。そして与党議員も、野党時代に質問したやり方を、今、反省すべきだろう。

お互いが切磋琢磨して、本来の政治能力を高めるように努めて欲しいものだ。

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