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2011年3月11日 (金)

東日本大地震

大きな地震は予測されたことだ(*注1)が、本日、平成23年3月11日、ついに東日本で、かなり広域に、とてつもない大地震が起こった。東北・三陸沖を震源として、マグニチュード8.8と規模が大きい(*注2)。この規模は阪神淡路大震災の180倍という。東日本大震災と言うらしい。

この規模は、気象庁始まって以来の記録という。それ以前のデータはないので、はっきりとは分からないが、古文書によると、平安末期に、同程度の震災があったとされる。とすれば、約1000年周期ということになる。

太平洋側で、全国的に津波の被害が大きく、たくさんの船やコンテナが流されていた。海岸線の家々は、津波に呑み込まれている地域もある。その他の地区でも、耐震設計が十分でなかったためか、建物も崩壊している。死傷者も多く出ているし、千葉県の石油コンビナート火事も発生している。

被害の程度は、やはり宮城県、岩手県、福島県が最も大きいようだ。他の被災地域全体で、死者・行方不明を含めて、約1000名以上(当初の報道。*注3)。これが、人口が集中している東京都心で起こっていたらと思うと、ぞっとする。

日本は活断層の多い震災の多い国だが、これほど大きい震災の経験は、近代・現代ではない。新燃岳の噴火に見られるように、日本及び周辺の地下に、たまったエネルギー活動が活発化しているということだろう。この現象は、何年も続くのかもしれない。

ただ、人間は、自然の為すがままだ。人間は自然に勝てないことを再認識させられる。またニュージーランドの地震に見られるように、地震が起こって、半年ぐらいで、同じ地区に再度起こる例もある。今回の震災で、震災地の全ての建築物には、ストレスがかかっており、再度の耐震検査は求められる。人間ができる最大限の対策は無駄ではないだろう。

そして、被災された方々には、お悔やみとお見舞いを申し上げたい。早く復旧して、普通の生活が送れるよう祈念する。そして今後、どういう支援ができるか検討してみたい。やはり寄付がいいのだろうか。経験的には、こういう時は、お金が有難い。生活を少し切り詰めて、寄付しようと思う。政府は、一般国民が、ボランティアを含め、何が必要なのか明確にして、協力しやすいように、早急に復旧の仕組みを公開して欲しい(*注4)。

*注1

大きい震災は、90年ごとに起こっているが、時々、起こらないこともあり、180年ごとに起こっている場合もある。平安末期の大震災とは別に、1650年 江戸大地震、1830年 京都大地震が起こっており、180年ごとに、大地震が起こっているので、去年、その当たり年だったが、幸い、そんなに大きな地震はなかった。それが今年、ずれたのか、大きな地震が発生した。今後も、警戒を怠ってはいけないだろう。

*注2

平成23年3月13日、気象庁は、震災の規模をマグニチュード8.8から、9.0に修正した。

*注3

平成23年3月13日現在、当初の見通しと異なり、死者は数万人出るとも言われている。

*注4

平成23年3月13日現在、ボランティア活動は、政府主導で、NPO等ボランティア組織によって、現地に必要なことを提供していくとしている。

*平成23年3月12日追記

福島第一原発も放射能漏れをしているらしい。聞こえてくるのは想定外という言葉。経済的には仕方ないのかもしれないが、絶対大丈夫と強弁していた人々の顔を見てみたい。相対的に大丈夫と言うべきだったのだろう。言葉は選ばなければならない。

*平成23年3月12日追記

福島第一原発周辺の避難地域を半径20キロメートルに拡大している。これは原発事故が尋常でないということだろう。原子力発電所が安定するまで、早急に全国で、周辺住民の疎開地を提案すべきだろう。時間は、そんなにないはずだ。受け入れ先は、体制を整える必要がある。

*平成23年3月12日追記

政府の発表では、原子炉(格納容器)に破損は無いようだ。まだ安心できる段階ではないが、早く処置できることを望みたい。爆発事故は、格納容器外の水素が酸素と結合して、爆発して、コンクリート壁が吹っ飛んだらしい。

*平成23年3月13日追記

残念ながら、福島原発の不具合が拡大しているようだ。東京圏での電力使用の節減ぐらいでは、対応できない可能性がある。全て運転停止すれば、企業は、圏外への移転に迫られる可能性もある。経営者は早めに手を打つ必要があるだろう。

*平成23年3月15日追記

福島原発の不具合は改善することなく、悪化しているようだ。福島第一原発から20~30キロ圏内の人々には、屋内待機を政府は求めている。原発が非常な状態であることを示すものだろう。最悪の事態も想定していた方がいい。個人の危機管理としては、できれば待機より、遠方への退避が求められると思う。

*平成23年3月25日追記

残念ながら、福島原発の状況は当初の予測通りに推移している。水蒸気爆発した時点で放射能は拡散している。その程度は、チェルノブイリの次の段階クラスのレベル6と判定されている。

放射能は、風に流されて、半径20キロメートルを超えて、福島市の方に流れている。水質汚染しているのだから、かなり長い間、人は住めないし、農畜産物の生産は不可能だろう。

土地を離れたくないのは理解できるが、ここは思い切って、脱出すべきだろう。一年や二年で解決できる問題ではない。新天地を求めて、新たに出なおした方がいい。その点で、政府は支援すべきだろう。

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