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2011年4月 8日 (金)

独りよがりの食品援助物資

東日本大震災が起こって以来、各地から色んな援助物資が送られている。ところが、中には、本当に必要だろうかと思われるものが送られている。メーカーから送られる物には、単に在庫処分か、メーカーの商品をアピールしたいからではと疑いたくなる物も多い。

水とかトイレットペーパーのような日用品は、いくらあっても無駄にはならないが、食品に関しては、本当に被災地で役立つだろうかと思われるものがある。簡易食や菓子類等、あんなに偏った食品を摂取し続ければ、生活習慣病が心配される。

本当に必要なのは、健康に配慮された食品だろう。非常食というのは、3日が限度だ。無人島じゃあるまいし、そういう援助は迷惑ではないか。被災者のためになるものは、健康に配慮した弁当類だろう。今は物流も回復しているのだから、栄養管理士がチェックして、毎日メニューを変え、送り込めば、多少、嗜好の問題はあるかもしれないが、その方が役立つはずだ。

避難所で、ライフラインが整えば、もちろん、必要な物は違ってくるが、あまりにも避難所ニーズを無視した援助物資は、独りよがりなものということを理解し欲しい。何を送っていいか分からないのなら、義援金に回した方がいいのではないか。送り手の隠されたエゴは、望ましくない。

*追記

それでも阪神淡路大震災の時よりはましかもしれない。当時は、とても着られないような古着や賞味期限切れの食品等が送られてきた。今回も、各自治体に、そういうものが送られているようだが、自治体で仕分けの段階でストップがかかっている。少なくとも、現地には、そういうものは行っていないようだ。ところが、メーカーからの持ち込み品は、内容を吟味せずに送られているようだ。

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