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2011年4月 8日 (金)

青柳の歌

  潭心に 月泛(うか)んで 枝を交ふる桂

    岸口に風来つて葉を混ずる 蘋(うきくさ)

                                            (菅原文時)

  青柳の 糸よりかくる 春しもぞ

    みだれて花は ほころびにける

                                           (紀貫之)

  春くれば しだり柳の まよふ糸の  

       いもが心に なりにけるかな

桜は満開だが、それも、もうすぐ終わるだろう。同時に注目されるのは柳の緑だ。川とか堀沿いに植えられた柳は風情がある。少し、やわやわとして頼りないが、柳に雪折れなしとも言う。柔かくしておれば、折れることもない。それは人も同じ。

上記に示した歌は、『和漢朗詠集』に掲載されてあるもの。解釈は、特に示さないが、三首目は、春になって、わが恋人が、柳の緑の糸のように心の乱れを心配している歌(笑)。そういうと、入学式のシーズン。春は新しい出会いがあるからね。若い人たちにとっては、楽しみな時期だ。青春を大いに楽しんでくだされ。

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