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2011年7月12日 (火)

さんまさんの引退発言を考える

明石家さんまさんが、ある芸人に問われて、テレビについては60歳ごろに引退する可能性について言及した。あまり歳が行って画面を汚したくないという彼の美学があるようだ。そういうことは、一般ビジネス界でも同様のことが言える。

残念ながら、一般社会では年金の支給年齢の引き上げに伴い、定年を65歳まで延長する動きがあるし、更に支給年齢を引き上げれば、将来70歳まで延長されるかもしれない。ところが、年輩者が頑張れば頑張るほど、後に続く者は、その意欲を削がれ、組織沈滞の可能性を高くする。

やはり、いかなる理由があろうとも、年輩者は、ある程度の年齢で一旦身を退く必要がある。そうすれば、後継の者は、責任感が生まれるし、真の自立ができる。それに年輩者も、第一線を引いたからと言って、やることがないとは言えない。

組織を離れて、自分が所属した組織を改めて見れば、今まで見えなかったものが見える。そういうことを後継者に適宜アドバイスすればいい。内部の人間も、組織内の上司と外部に去った元上司では、その受け取り方は異なる。案外、外部の意見には耳を傾けるものだ。

人は、いつかは一線を去らなくてはならない。時と状況にもよるが、いつまでも組織にしがみつくのは、あまり宜しくない。でも、さんまさんは本当に60歳でテレビ界を引退するのだろうか。ちょっと残念な気もする。ただ、それくらいで、ちょうどいいのだろう。

*平成26年3月31日追記

最近、さんま氏は、60歳引退を否定するような発言をしている。揺れ動く気持ちは分る。ただ、最近の彼は、かつての話のキレがなくなりつつある。よって残るとしても、今までのバラエティーで名を為すというのは難しくなるだろう。新分野を開発するか、後進の指導に重点を移すしかないだろう。

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