« 自智の人 | トップページ | 黄金の袋 »

2011年8月 5日 (金)

仕事の完成は20年

事業の生命は30年とか言われるけれど、一般に仕事の完成は20年かかる。最近は、10年でも待てないから、数年で成果を上げよという指令を出す経営者もいるが、本当の仕事を理解していない。

成果を急げば、それは手抜きしなければならない。それは中国の鉄道事故を見れば分かる。そういうことは、日本人も似たような失敗している人はいる。彼らを決して笑うことはできない。

仕事の完成には、それなりに時間をかけないと、完成度の低いものになってしまうことを再認識しなければならない。今は、国際競争が激しいので、ライバル国を意識し過ぎて、粗雑なものづくりになっていないか心配だ。

それは自動車のリコールが多いことにも現れている。その他の家電製品でも、価格競争に重点が行き過ぎて、本来の物づくりを忘れている粗雑な物づくりになっている企業もある。もちろん、これらの企業は自然淘汰されて、産業界から消えていく運命にある。

これらは別に物づくりだけでなく、全ての仕事に言えることで、仕事の完成には20年程度かけて、やっとまともな仕事ができる。だから、人生に於いて、できる仕事は、せいぜい二つか三つである。あまり欲張ると中途半端な仕事しかできない。

人生の中で、何らかの成果を上げるには、仕事をじっくり完成させることが大切で、経営者も、そういう視点で従業員を見守る必要がある。

|

« 自智の人 | トップページ | 黄金の袋 »

経営関連」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 自智の人 | トップページ | 黄金の袋 »