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2011年8月27日 (土)

日本は、国際会計基準(IFRS)に参加するな

国は、欧米が作った基準にいつも従うことが正しいと思っているのだろうか。彼らが作る基準は、常に彼らの国益になるように作られている。彼らは決して、損になるようなことはしない。博打で言えば、胴元に、なろうとする。国際会計基準(IFRS)についても、そういうことが言える。

しかし、それは裏を返せば、彼らの作った基準に参加すれば、不利益を蒙る国があるということである。そういうことが分かっているのかどうか分からないが、日本の会計の責任者は、参加に積極的という。

彼らは、記憶力はいいが、子供の頃に、喧嘩もしたことのないような、世間知らずのお坊ちゃん、あるいはお嬢さんかもしれない(官僚も同様だ)。お金に苦労しないと、表面的なことで妥協してしまう。海外の国際機関(欧米に都合のいい談合組織だけれど)の深謀遠慮を探ることもなく、安易に協調して、国益を損じる結果になる。日本は、外国との交渉事は全て、そのようだ。

以前にも記したが、そもそも時価会計というものは極めて怪しい。企業買収には便利な仕組みかもしれないが、企業買収による成功は極めて少ないのも事実だ。違う企業文化の企業と企業が結びつくには、それなりの長期の擦り合わせが必要で、会計上で、安易にくっつけても、それは真の統合にはならない。

それに日本は、災害の多い国だ。それに対応するためには、常に「予備」が求められる。会計で言えば、「含み」が必要だ。それは簿価会計であれば、含み資産を計上できる。時価で評価すれば、すべてが丸裸で、企業に余裕は全くなくなる。

それぞれの国には、それに相応しい会計制度があるはずだ。国の災害リスクをも含めた会計制度であるべきで、それは欧米主導の会計制度でいいわけがない。会計の専門家は、早く、そのことに気づいて、国際会計基準(IFRS)への参加を取り止めるべきだろう。

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