« 「ジュディ・オング倩玉~木版画の世界展」について | トップページ | 万理一空ということ »

2011年9月30日 (金)

登りつめると、、、

登りつめると、そこは崖しかない。人間社会でも、そういうことは当然ある。山に登れば、後は降りなければならない。同様に、位階官を極めると、後は退任しかない。早く出世するのも善し悪しなのだ。若くてトップに登りつめると、そのままずっとトップに留まることができればいいが、トップほど風当たりはきつい。

結局、経験不足が災いして、耐えられず、退任に追い込まれることはよくあることだ。かつての、どこかの内外の首相もそうだし、企業でも、若くしてトップになったものの、何もできずに追い込まれることもよく見受けられる。

出世は、ほとぼどのスピードが宜しい。『易経』にも、最初の頃に、それは示されている。すなわち、「乾」の項で、「上九。亢竜悔あり」と。解釈では、天を登りつめて、降りることを忘れると、悔いをのこすことになる、という意。

すなわち、登りつめることは、降りることも同時に考えておかなければならない。そういう心構えが無いと、周囲から責めたてられると、右往左往することになる。こんなことは、冷静になれば、誰でも分かりそうなのに、意外と気づいていない人が多いのも、一つの事実だ。

|

« 「ジュディ・オング倩玉~木版画の世界展」について | トップページ | 万理一空ということ »

考え方」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 「ジュディ・オング倩玉~木版画の世界展」について | トップページ | 万理一空ということ »