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2011年11月14日 (月)

平清盛と神戸 その五 兵庫津辺り(二)

前回の続きで、兵庫津辺りの観光地の紹介。

●金光寺

清盛が、福原遷都に向けて準備のため、まず運河の開墾をしようとし時、彼の夢枕に立った童子の「兵庫の海中に霊仏があるので、探し出すよう」という、お告げに従って、大輪田の海に網を下ろさせたところ、海中より、黄金の薬師如来が現れたと云う。彼は、これは、きっと守り仏に違いないと判断し、それを本尊として、大伽藍を建立し、創建されたと伝えられる。

話としては面白い。穿った見方をすれば、仕組まれた話のようにも思える。例えば、住民が、「ここは昔から開墾してはいけないという、昔からの言い伝えがある」などとして反対があれば、それを説得する手段が必要だ。それで、お告げを持ち出した。もちろん、仏像は、あらかじめ、家臣に言って、誰にも分からないように、海中に入れておく。まあ、そんなことではなかろうか。でも、それでは、夢も希望もないから、清盛がお告げを聞いたことにしておこう(笑)。

地下鉄海岸線、中央市場前駅より北東へ

●七宮神社

清盛が、経ヶ島の築造のため、塩槌山を崩したと云われる。そこに祀られていた神の怒りに触れぬように、神社を建立している。それが七宮神社だ。後年、同じことを、神戸市は、山を切り崩して、人工島を作っているから、その是非はともかく、歴史は繰り返すということのようだ。

また、福原京を造営した時、兵庫津を開いて、建築用材を運んだ。その時の地元の人たちの木遣音頭を歌い、踊りながら用材を運んだと云う。それが、この神社のお祭りの名物になっている。

地下鉄海岸線、中央市場前駅とハーバーランド駅の中間あたりにある。

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