« 政令指定都市の解体 | トップページ | 平清盛と神戸 その十二 その他の地区の観光スポット »

2011年11月30日 (水)

クウェートと日本

クウェートから、東日本大震災に対しては、4月18日に、原油500万バーレル(約80万キロリットル)を寄贈すると発表している。これは金額にして、約400億円だ。一国の寄贈としては抜き出ている。半年後の10月にその一部が届いている。

ついでに記すとクウェートがイラクに侵攻された時は、日本は多国籍軍に参加できず、130億ドル(円に換算して、約1兆4千億円)を戦費として拠出させられたが、これはクウェートには、ほとんど行っていない。大半を米国が吸い上げた形で、クウェートに行ったのは日本円にして6億3千万円に過ぎない。クウェートから感謝の意が表せられないのは当然であった(*注)。

それでも、今回、クウェートは日本の多くの原油を寄贈してくれたのだ。ところが、台湾からの義援金が約200憶円で突出していることは、よく報道されるが、このクウェート原油の寄贈は、あまり報道されないように思う。それは最初、不足する電力需要を賄うためと報道されたからかもしれない。

実は、日本政府は代金の相当額を海外救援金として、被災地に割り振り配分している。このことを多くの日本人は知らないのではないか。もっと、クウェートに関心を持っていいと思う。彼らは石油が枯渇する前に、自然エネルギーの開発に注力している。そういう点でも日本はもっと関係を強めて貢献すべきだろう。

また一般人としては、彼の地に、もっと興味を持っていいだろう。大きなビルが林立するイメージが強いが、海岸リゾートは魅力的。海遊びが好きな人には観光先として向いているかも。流風は、クウェート文化に関心がある。もっと文化交流もしてほしいものだ。

*注

後日、感謝されなかったのは違うと言う見解が出たが、当時の雰囲気は、そうであった。後に、感謝の新聞広告が調査もせずに、日本を外したということになっている。よって、当時、どれくらい、クウェート政府が日本に感謝したかは不明。

但し、クウェートは、戦後発行した解放記念切手シートには、日の丸を組み入れているらしい。また現在では、戦争記念館に、日本国旗を掲揚し、支援金額(130憶ドル)を説明するパネル展示もしているという。検証してみて、日本に後で感謝したということだろう。

*平成24年7月19日

クウェート政府は、200万ドルを海外救援金として、赤十字に寄付した。本日、寄贈式があったようだ。日本円に換算して、約1億6千万円。有難いことだ。

|

« 政令指定都市の解体 | トップページ | 平清盛と神戸 その十二 その他の地区の観光スポット »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 政令指定都市の解体 | トップページ | 平清盛と神戸 その十二 その他の地区の観光スポット »