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2011年12月 6日 (火)

報道の劣化

報道が劣化している。これは、以前、福島でも、大臣の一部のどうでもいい発言を取り上げて、大臣を辞任に追い込んだことあったが、あれは福島にとって、何のプラスにもなっていない。政局にされて、復興予算の通過が遅れている。尻馬に乗った多くの報道機関も批判されるべきだ。

今回も、琉球新報は、オフレコの良しあしの問題は別にしても、ルール違反して、オフレコの内容を報道し、政界を混乱させている。沖縄のためにも決してプラスには、ならないだろう。このようなことをすれば、本土の沖縄に対する感情が却って悪くなることぐらい予測がつかなかったのだろうか。

報道は、何も得た情報をすべて、そのままに伝えればいいものではない。元ネタの裏にあるものを十分読み取り、社会的影響を十分考えて報道すべきだろう。確かに記者クラブ等悪弊はあるにしても、報道のレベルが劣化していると思う。

それはまず記者教育が十分でないのだろう。以前、首相に対する、ぶら下がり記事があった(現在の野田首相は断っている)。小泉元首相が、人気取りのために始めた慣習で、横行したが、記者のあまりにも無知な質問に唖然としたものである。

一体、この人たちは政治について学習しているのか。まるで小学生のような質問だった。いや、それ以下の質問も多かった。そのようなやり取りで報道を汚していいものだろうかと、よく思ったものだ。政治記者はこれら新人に限らず、後に政治解説している者も含めて、レベルが低い。狭い了見で、政治を見ている節がある。

報道は知的レベルでの競争でなければならない。事実報道は必要だが、その裏にあるものを十分忖度して、得た情報を取捨選択しなければならない。また、オフレコのルールが業界のルールにしても、守るのが嫌なのなら、業界から足を洗い、表の報道はあきらめて、裏報道に徹するべきだろう。報道のあり方について、騒動を起こし、一般国民にも不信感を持たせた琉球新報の罪は重い。

*追記

もちろん、沖縄問題について、オフレコにしても、軽率な発言をした官僚の表現能力のなさには幻滅せざるを得ないのは確かだ。とても教養のある人物とは思えない。

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