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2012年1月 9日 (月)

幸せの価値観

若い時、先輩の女性から、「結婚相手を選ぶ時は、何か軸になるものに共感できることがあれば、後は妥協よ。両者が少しずつ歩み寄るしかない。生活環境が違うところで生まれ育っているのだから、たくさんの異なることがあるのは当たり前と思わないと、相手は見つからないわよ」と忠告された。

彼女が、特に親しくないのに、退職直前に、なぜ流風に忠告したのかは分らない。ただ、彼女は結婚退職が決まっていたが、それまでに色々あったのかもしれない。その後、彼女の言葉は片隅にあったが、仕事にかまけて、相手探しは宙に浮いたままであったことを時々思い出す。

当時、結婚相手を選ぶ時に、最近のことは知らないけれど、女性は「価値観が同じ人」と宣(のた)まっていた(笑)。一応、建前としては、そうなのだろう。男女が一緒になるのは、基本的には、自然な相性ということだが、第三者に問われれば、それらしい返事をしなければならないから、そういう答え方になるのかもしれない。

ただ、価値観というのは、あまりにもざっくりしていて、なかなか焦点が定まらず、ぼやけている。これでは、先輩の女性の言うような相手は見つからないだろう。それ以前に、基本的には、無理のいらない相手という観点が大切だ。気楽と言えば、語弊があるが、自然と何でも話せる相手が望ましい。相手に対して妙に気を使わなければならないタイプとは、長くは暮らせない。

三浦友和氏が、山口百恵さんとの結婚を振り返って、本を出されている中で、「幸せの価値観」が共通していたと語っているらしいが、うまい表現だと思う。単に「価値観」だけだと、焦点がぼやけてしまうけれど、「幸せの価値観」というと、なにがしかの検討がつくという人も多いだろう。

若い人たちは、今一度、自分がどうなることが幸せと考えているのかを考え合わせて、パートナーを選ぶことは、いい判断になると思う。

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