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2012年2月14日 (火)

養心の心得

自己をコントロールするには、自己も周囲の環境も自由自在にする必要がある。それには自己の涵養と共に、心を自在にコントロールすることが求められる。その関連で、安岡正篤氏が、彼の著作であちらこちらに紹介している言葉に、中国の僧・天皇道悟のものがある。

その天皇道悟の言葉であるが、弟子から「心養うのを守るには、どうすればいいか」と問われたことに対して示したのが、次の偈だ。

  性のまかせて逍遥し

  縁にしたがって放曠す

  ただ凡心をつくすのみ

  別の勝(聖)解なし

若干、蛇足的に解説すると、次のようになるだろうか。

「本性のまま、俗世間を離れて、心を遊ばせ、縁に随って、物事に捉われず、心を開放して、ただただ、平常心を保つだけだ。別に、これといった特別の方法があるわけではない」と。

別に、僧でなくても、危急の時も平常心を保つことは大切だが、簡単なようで簡単ではない。そうかと言って、若い人が早く老成することは望まない。それはいろんな経験から徐々に身につけるものだ。若い時は、迷いの中で、いろいろあっていいと思う。ただ、迷いから脱したい時、思い出して欲しい言葉だ。

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