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2012年2月 3日 (金)

輸出立国とは

先日、本屋で、国際経済関係の解説本を衝動買いしたのだが、その中に、「日本は輸出立国」とある。あれあれ、また変な解説だ。日本は、輸出立国ではあるまい。輸出総額は、対GDPで、確か14%程度。この程度で輸出立国とは言えまい。おかしなことを書いたものだ。

日本は、従来、内需中心で経済は運営されてきた。現在、内需は元気がないとされるが、それでも、内需中心だ。この本を書いた人の氏名は記されていないが、凡そ、マスコミ関係ではないだろうか。彼らは円高で騒ぐ輸出企業の財界人の提灯持ちだ。

どうしても輸出が大きく見えてしまうようだ。もちろん、今後の日本については分らない。人口の減少に伴う内需の減少を補うため、海外市場の開拓に励むだろう。ただ、輸出が一本調子に伸びるとも思えない。多分、市場に近い海外投資が増えるからだ。それは途上国との競争が激しくなるから止むを得ない。

現在より若干輸出比率が高まるかもしれないが、将来も輸出立国にはならないだろう。書籍にされるのなら、言葉を選んでほしいものだ。この本は、分りやすく解説してある。ただ部分的には、よい記事もあるが、見通しに深さがなく、全般的に内容がないので処分するつもり。大体、書店でぱらぱらと見て、購入して、はずれはないのだが、今回は失敗だ。

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